第61回「宣伝会議賞」のイメージキャラクターを務めるのは、ダンスヴォーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」。その高い身体表現で世界に羽ばたく4人は、「言葉」をどのように捉えているのか、話を聞いた。
(本記事は月刊『宣伝会議』10月号特別企画に掲載されているものです)
―「言葉」の持つ力を、どのように捉えていますか。
SUZUKA:思いを「言葉」にすると、ひとつのカタチになってしまいますよね。でも、その周りにはもっといろいろなニュアンスがあると感じていて…。私の場合は“スズカ語”というのか、自分で言葉をつくり上げている感覚があります。絵で表現したり、身体の動きや声色も含めて「言葉」というか。
KANON:言葉って簡単にポンっと出てしまうものだけど、感じ取り方は人それぞれだし、人の心を動かす大事なもの。日々、人を傷つけないように、その場の雰囲気を明るくするような言葉選びをしたり、丁寧に、忠実に表現することを大切にしています。嬉しいことも幸せなことも大好きってことも、疑問に思ったことも、自分の中に留めないで言葉にしようと意識しています。
RIN:私は小説やエッセイを読むことが好きなんですが、言葉から情景を自分で読み取って想像できる素晴らしさを感じています。私はどちらかというと、じっくり考えて、文章にする方が得意かもしれません。自分のこれだ!という想いを的確に伝えられるので。
MIZYU:私にとっての「言葉」は、お互いにより理解し合うためのものですかね。このメンバーで8年間ずっと一緒にいて、4人でしか通じない言葉のカタチみたいなものもある。例えば造語とかで、共通認識をつくることがよくあります。それがすごく気持ちいいですね。
…この続きは9月1日発売の月刊『宣伝会議』10月号で読むことができます。
『宣伝会議』10月号(9月1日)発売
- 特集
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- ―信頼される広告、企業が取るべき対策
- 〇消費者庁に聞く、消費者保護とデジタル広告の監視強化方針
- 消費者庁表示対策課
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- 〇広告主にも必要な「買い方改革」とは?広告活動に求められる、企業倫理
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- 〇「使ってもらえる広告」から13年広告業は「プランナー・イノベーション」の時代へ
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- 特別企画
- 第61回「宣伝会議賞」課題発表