大塚製薬は8月25日、「カロリーメイト リキッド」の新プロモーション「私はロボットではありません」を開始した。
同施策は、Webサイトで見かける「私はロボットではありません」などの、人間かロボットかを判定する認証(ロボット認証)をモチーフに、「人間」にとって必要な栄養に関する情報を「人間」に向けて届けるというもの。2020年の「CalorieMate to Programmer」、2021年の「CalorieMate TO TECHNOLOGY」に続く第3弾として展開する。
今回、「人間に」必要な栄養素を手軽に補給できるカロリーメイト リキッドの特長や魅力を表現すべく、「人間とコンピュータの快適な関係」を研究する情報科学者の暦本純一氏が監修。“人間だからこそ情報が読める”特設サイトを開設した。
サイトから参加できる「私はロボットではありません」認証チャレンジキャンペーンでは、「感情」や「芸術」といった人間こそが理解できると言われているポイントを活かした問題にチャレンジできる。あわせて、「ロボット向け」のページも作成。ロボットしか理解できない言語でサイトが展開される。
また、ロボット認証をモチーフにデザインした交通広告を8月28日から掲出する。東急東横線渋谷駅は1週間、渋谷・表参道・明治神宮エリアのシティスケープ(バス停)と日本橋や赤坂見附のタクシースケープ(タクシー乗り場)は2週間掲出予定。
企画・コピーライターを務めた博報堂の世羅孝祐氏は、「『私はロボットではありません』認証をしていて、『だったら栄養が必要だよね?』と返ってきたら面白いな、と思って企画をつくりました」と話す。
「Web制作もAIの力でかなり楽になってきた昨今ですが、ユーモアはまだまだ人間の頑張りどころだと感じます。時に面倒な認証を『そうだ、私は人間だった』とポジティブに捉え、人間の可能性や必要なもの(栄養)について考えるきっかけになったら嬉しいです。ぜひ遊んでみてください」(世羅氏)。
スタッフリスト
- 広告会社
- 博報堂
- 制作会社
- 博報堂プロダクツ+アンティー・ファクトリー
- CD
- 中野仁嘉
- 企画
- 世羅孝祐、岩﨑有紗
- C
- 中野仁嘉、世羅孝祐
- AD
- 川辺圭
- デジタルプロデューサー
- 渡邉賢一
- WEBディレクター
- 小西貴之
- テクニカルディレクター
- 田中賢吾、星山哲廣
- WEB デザイナー
- 呉芽里、岡田真歩
- フロントエンドエンジニア
- 川上惠仁、川藤将史