LIFULL(ライフル)は8月31日より、タレント・フワちゃんを起用したSNS企画「LIFULL『しなきゃ、なんてない。』AI 10,000変化」を展開している。
同企画では、2018年から掲げているメッセージ「しなきゃ、なんてない。」のもと、生成AIを通じて、既成概念にとらわれない生き方「しなきゃ、なんてない。」を表現するフワちゃんの画像を1万種類制作。LIFULL公式X(旧Twitter)アカウントをフォロー&リポストするとランダムで1枚、多様なフワちゃんとさまざまな「しなきゃ、なんてない。」のメッセージが組み合わさった画像が届く。
今回の企画は、同社の企業CM「しなきゃ、なんてない。2021年篇」と同様、CCOの川嵜鋼平氏がECDを務めたほか、LIFULLが中心となって進行したという。ストラテジックプランニングディレクターを務めた畠山大樹氏は、次のように話す。
「本企画ではあらゆる人が自分らしく生きられる未来を目指し、『しなきゃ』という既成概念から生じる世の中の様々な社会課題解決に、『LIFULL HOME’S』『LIFULL 介護』をはじめ、様々な事業を通じて当社が取り組んでいる企業姿勢を発信することを目的としています。本企画においてはキャスティングやメディアバイイングなどを除く、戦略立案から企画設計、実行までLIFULLが中心となって進めるという、私たちとしてもチャレンジングなプロセスでした」(畠山氏)。
フワちゃんの起用について畠山氏は、「タレントやYouTuber、プロレスラーなどかたちにとらわれず活躍されており、まさに『キャリアには一貫性がなきゃ、なんてない。』の代名詞のような方だと思っています。既成概念にとらわれず自分らしい生き方を明るく、ポジティブに実践されているフワちゃんにモデルになっていただくことで、多くの方に本企画に込めたメッセージに共感していただけるのではないかと考えました」と話す。
「既成概念にとらわれない、多様な人の、多様な生き方を表現するべく、過去には、実際に既成概念にとらわれない生き方をされている年齢・職種・バックグラウンドの異なる12名にご出演いただくCMを放送し、反響をいただきました。今回はさらなる多様な生き方を表現すべく、人が想像し得ない画像を生み出すことができる生成AIを組みあわせ、『しなきゃ』に縛られない生き方を1万種類生成しました」(畠山氏)。
制作の背景についてアートディレクターを務めた増田貴哉氏は、「AIが生成した画像の面白さだけでなく、画像一つひとつに込めた『しなきゃ、なんてない。』のメッセージが、より多くの人に共感いただけるようなアウトプットを目指しました」と話す。
「タレントの老化や若返りや、自由なロケーション・スタイリングなどAIならではの新しい表現が可能になった一方で、なかなか思い通りに生成できないことも多くありました。トライアンドエラーを繰り返し、1万種類を完成させるために、その何倍もの画像を生成しています」(増田氏)。
生成AIなどを活用し、従業員の業務効率化に加え、各種サービスにおいても機能の拡張・追加を進めているという同社。畠山氏は「事業を通じて培った生成AIに関するノウハウなども、今後は企業ブランドへの共感・信頼をしていただくための大事な資産として、コミュニケーションに活かしていきたいと考えています」と、今後の展望を語った。
スタッフリスト
- 広告会社
- LIFULL+博報堂
- 制作会社
- LIFULL+博報堂アイ・スタジオ
- ECD
- 川嵜鋼平
- AD
- 増田貴哉、桑原昭弘郎
- 企画
- 田中めぐみ、吉岡崇、町田真琳
- D
- 岡野颯、藤田早紀
- ストラテジックプランナー
- 畠山大樹、橋本勝洋
- PRプランナー
- 遠山佳子、田中賢也、野尻翔子
- Business Producer
- 迎健二
- Business Designer
- 梶希生、佐藤諒、森春菜
- AI Engineer
- 高尾智章、館由依子
- PR Agency
- イニシャル
- 出演
- フワちゃん