日本コンタクトレンズ協会は9月10日の「コンタクトレンズの日」を前にして、9月6日に「コンタクトレンズの日 記者発表会」を開催。発表会は、消費者がコンタクトレンズを安全かつ快適に行うために、コンタクトレンズの正しい普及を目的として実施された。
9月10日の「コンタクトレンズの日」は、2017年に制定。日本コンタクトレンズ協会では、10月10日が「目の愛護デー」であることから、9月10日から10月10日の1カ月間、消費者に目の健康について考える機会としてほしいとの思いから啓発活動を実施している。
発表会では、はじめに日本コンタクトレンズ協会 会長の川浦康嗣氏が登壇。コンタクトレンズユーザーの購入動態やユーザーのコンプライアンス意識について調査結果のプレゼンテーションを行った。
調査によると、定期的に眼科を受診せずに、コンタクトレンズを購入する人が増加しており、特にカラーコンタクトレンズを使用している10代女性の半数近くが定期的に眼科を受信していないという結果が見られた。この結果から、川浦氏は、定期的な眼科受診と「正しいコンタクトレンズの使用方法」の啓発が重要であることを改めて発信した。
続いてゲストとして、コンビ結成15周年となるお笑いタレント・ぺこぱが登壇。若い世代に向けた「正しいコンタクトレンズの使用方法」の啓発を意識し、松陰寺は学ラン、シュウペイはブレザーの学生服姿で登場した。
コンタクトレンズデビューについて、専門学生時代にコンタクトレンズを使用し始めた松陰寺は、「モテたくて(コンタクトデビューした)」と発言。高校生時にデビューしたシュウペイは、「部活がきっかけ。初めてコンタクトレンズを使用した時は、すごくクリアに見えて世界が変わりました!今では無人島に一番持っていきたいものはコンタクトレンズと答えるくらい必要です」と語った。
発表会では最後に、関連団体である日本眼科医会が制作した、正しいコンタクトレンズの使用方法を呼びかける「ケアケアダンス」動画を公開した後、「ぺこぱ コンタクトレンズの日スペシャルバージョン」として、松陰寺が歌い、シュウペイがダンスを披露した。
日本コンタクトレンズ協会では、「ケアケアダンス」の拡散も含め、コンタクトレンズの正しい普及を目的とした啓発活動を今後も実施していく。