ラランド ニシダがコピーを考案 CDとしてコンテンツのつくり手に

サントリー食品インターナショナルは8月29日から、「特茶カフェインZERO」(特定保健用食品)の発売を開始した。新発売に際して、同日から上白石萌音、本木雅弘、ラランド ニシダを起用した屋外広告の掲出もスタートした。

実データ グラフィック 特茶カフェインZERO 野外広告第1弾
第1弾。ニシダさんがカフェインバランスディレクターとしてコピー制作中と告知した。

今回、コミュニケーションの一環として、ラランド ニシダが、「特茶カフェインZERO」のCD(カフェインバランスディレクター)に就任。CDは、「ワークカフェインバランスという新しい習慣を、世の中に対して、アイデアをもって伝えていく人」という位置付けだ。

「体脂肪対策とカフェインのコントロールを『どちらも』する新しいスタイルを“ワークカフェインバランス”という記号に落とし込みました。そこから広告における『CD』を、『カフェインバランスディレクター』と読み替えることでラランドのニシダさんをタレントとしてではなく、情報の発信者でありコンテンツのつくり手として巻き込む作戦にしました」と話すのは博報堂ケトルのクリエイティブディレクター 南俊輔氏。

そんなニシダさんが考えた、「ワークカフェインバランス」に関するコピーは、9月4日から第2弾の屋外広告として掲出している。

実データ グラフィック 特茶カフェインZERO 野外広告 第2弾
第2弾。ニシダさんが実際に考えたコピーと共に屋外広告を掲出した。

本企画を手がけたiiのクリエイティブディレクター 瀬和成氏はこう振り返る。

「生活者に『ワークカフェインバランス』という新たな概念を自分ごと化してもらうためには、単なる広告的なアプローチではなく、生活者自身がちょっと気になるストーリーを設計することが大切でした。これまでも特茶と縁が深かったラランド ニシダさん自身が『ワークカフェインバランス』について考え、創作していくプロセスそのものをコンテンツとして世の中に届ける。PR手法としてチャレンジングな設計でしたが、これからのブランドコミュニケーションとして新たな可能性を感じた企画となりました」。

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実データ グラフィック 特茶カフェインZERO 野外広告 第1弾 第2弾
南氏は、「生活者の視点で『気になる情報』は、ブランドから一方的に打ち出すのではなく、クリエイターやインフルエンサーを内側に巻き込んで複合的に出していく、そんな時代になったのではないか。そのことを実感するアウトプットになりました」と語った。

スタッフリスト

企画制作
Hakuhodo DY Matrix+博報堂プロダクツ+サン・アド
CD
南俊輔、瀬和成
C+出演
ラランド ニシダ
AD
小杉幸一
撮影
大森めぐみ
AE
増田敦子、小川紗英
掲出
東急東横線渋谷駅B4F改札内コンコーススーパーボード(第1弾:8/28〜9/3、第2弾:9/4〜9/10)

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター



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