日本プロモーショナル・マーケティング協会(以下、JPM)は9月12日、プロモーション領域で実績をあげた優れた個人を称える「JPM The Planner2023」に大広WEDOの早川悠生氏(クリエイティブディレクター、JPMプランニング・ソリューション・アワード受賞 当時はプロモーションプランナー)を選出したと発表した。
評価されたのは、リアルプロモーション領域を主軸としながら、フラットかつニュートラルな視点に立脚したプランニング・プロデュース力での成果。このほか、早川氏がプロモーションプランナーとして携わったBURGER KING「SHIBUYA GHOST STORE」(2020年度ブランディング・プロモーション企画部門 金賞)、BURGER KING「TRUE KING LISTENS」(2020年度コストパフォーマンス・プロモーション企画部門 銀賞)、BURGER KING 「See you & Thank you」(2021年度ブランディング・プロモーション企画部門 金賞)、BURGER KING「BK TOWN ROOM」(2022年度ベスト・プロモーショナル・プログラム賞)が、過去3年間の「JPMプランニング・ソリューション・アワード」においても受賞実績を積んでいることも評価された。
早川氏は1982年生まれ。大広に入社後、プロモーションプランニング局、中国(広州/上海)駐在、コミュニケーションデザイン局等を経て、大広WEDOに転籍し、現職。プロモーションを起点としながら、クリエイティブ・デジタル・PRといった領域において、統合的・横断的に多種多様な企画に携わっている。JPMでの受賞の他ADFEST、ACCなど受賞。
また、同日には優れたプロモーションを称える「第21回JPM プランニング・ソリューション・アワード2023」の最高賞も発表。日本マクドナルドの「青いマックの日」が選ばれた。
本施策では、同社が運営する病気と闘う子どもと家族のための施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」のテーマカラー「青」を用いて、3000店舗をバルーンやPOPで装飾。商品を渡す際のバッグも青の限定パッケージに変更した。来店者だけでなく全国のクルーを巻き込み、前年対比で2.5倍の募金を集めていることが高く評価された。
「ベスト3賞」(全部門横断の上位3作品)は以下の通り。
プロモーショナル・マーケティング大賞
- 青いマックの日
- 広告主:日本マクドナルド
- 出品会社: TBWA\HAKUHODO
- 共同出品会社:catch/コネクション Headlight
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ベスト・プロモーショナル・プログラム賞
準グランプリで仕組み設計やその独自性などのプログラム観点で高く評価された作品に贈られる。
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「ストレス買取センター」
- ~あなたのストレス買い取ります~
- 広告主:ユー・エス・ジェイ
- 出品会社:電通
- 共同出品会社:電通PRコンサルティング
ベスト・プロモーショナル・クリエイティブ賞
準グランプリで、表現力やその着目点など、特にクリエイティブの観点で高く評価された作品に贈られる。
- あたらしいオフロカルチャーの共創
- 広告主:花王
- 出品会社:博報堂
「ベスト3賞」の審査員を務めたのは、次の6名(氏名五十音順)。
- ・守口 剛氏(早稲田大学商学学術院教授)
- ・天野衣恵氏(資生堂ジャパン/JPM協会 理事)
- ・藤井一成氏(ハッピーアワーズ博報堂 代表取締役社長)
- ・市川晴華氏(「JPM The Planner2022」受賞者)
- ・根本 淳氏(電通リテールマーケティング 取締役COO/PSA委員会 委員長)
- ・谷口 優(宣伝会議 取締役 「宣伝会議」編集長)