青山商事は9月26日、2024年5月6日に創業60周年を迎えることをうけ、新ブランドスローガン発表をはじめとして、「進化」をキーワードにした周年事業を展開していくと発表した。
今回新たに制定されたブランドスローガンは、「スーツに、もっと進化を。」。人口構造およや消費行動の変化による市場縮小によって業界全体が変化しているなか、青山商事ではコストコントロールによる構造改革を推進。多様化した働き方やライフスタイルに合わせて顧客ニーズをキャッチし、商品・サービスへ反映することで回復基調に乗せてきた。
これから迎える60周年でもさらなる変化が予想されることから、今回は同社のシンボルである「スーツ」をキーワードに含み「スーツに、もっと進化を。」をスローガンとしたという。
また、同社では60周年に際して、スーツの「エコ・リサイクル」、「機能・スタイリング」、「コストパフォーマンス」の3つの「進化」に注力していくと発表。「エコ・リサイクル」領域では、リサイクリングBOXを全店に導入する見込みや防災毛布へのリサイクルを進めるとしている。
「コストパフォーマンス」領域では、原材料や物流費の高騰、為替などが原価へ影響することを想定しての実施。同社のスケールメリットを生かしながら付加価値を高めていくことで、コストパフォーマンスに優れた商品を納得の価格で提供し続けていくと発表している。