これからの消費社会を読み解くキーワードは「エゴ」にあり――。
広告代理店で同僚だった2人による新コラム連載「エゴマ?という新しいマーケティングの潮流」が10月10日にスタートします。
2人は、現在とこれからの消費社会を「エゴ」で切ってみると新たな答えが見つかるのではないかと考えました。そこから見えるものは 「自己中」と呼ばれる身勝手な悪い言葉のイメージではなく、新たなマーケティング思考としてSociety 5.0 を生き抜いていくための指針となりうるかもしれない、といいます。
エゴラボ(エゴマーケティングラボラトリーの略)はそんな2人がエゴマーケティングという仮説を考察し、検証できればメソッドを生み出すことを目的に結成しました。60代近くになる2人だから感じるマーケティングの風景を皆さんと共有したいと思います。
第2回は10月21日、以降は毎週土曜日に掲載予定です。
青谷 宣孝(オークローンマーケティング代表取締役副社長)
1987年日本電信電話に入社 。翌年には、NTTのハウスエージェンシーであるNTTアドへ出向し、ゲーム会社、化粧品会社、自動車保険、アパレルなどの広告マーケティング、新規事業企画等を担当する。在籍中には、Jリーグ初のITパートナーカテゴリーを企画創設し、広告代理店の領域を超えてNTTグループが行うJリーグのIT基盤構築を推進した。その後NTTドコモプロモーション部に異動し、フジテレビ「踊る大捜査線」携帯動画初の本格ドラマをプロデュース。dポイントキャラクター『ポインコ』の生みの親。現在TVショッピング『ショップジャパン』を運営するオークローンマーケティングにて、ダイレクトマーケティングを探求している。
明海 司(D2C エグゼクティブ・プロデューサー)
1988年I&S(現I&S BBDO)に新卒入社。ストラテジック部門で主に流通のマーケティング戦略、コミュニケーション戦略に携わる。1994 年 NTT アドに参画。NTT ドコモを担当し、携帯電話市場の成長過程において、モバイルやインタラクティブを絡めた数々のプロモーションを実行。2006 年 ブランドコンサルティング会社であるフューチャーブランドに参画し、エグゼクティブダイレクターとして顧客のコーポレートブランディングを担当。2011 年、講談社の広告代理である第一通信社に参画し、2015 年同社取締役に就任。新事業及び管理部門を担当。2016 年1 月 D2C に参画しデジタルマーケティング事業を推進。