素材菓子メーカーの壮関が10⽉10⽇より、初のWebプロモーションを実施。平均年齢68歳の3人組ダンスグループ「BACK STREET SAMBERS」とインド人インフルエンサーKJ氏が出演する、インド映画風WebCMを制作した。
監督はハリボーのCMを制作したタサキタカ・ユキ氏。オリジナルの歌とダンスにのせ、茎わかめの魅力をポジティブに伝える。
CDの武田大輔氏は、「インド×おばあちゃん×茎わかめという新・違和感設計を考えました。インド映画には美・生命力・自然のパワーという魅力があふれています。これらはまさに茎わかめの生み出す価値とイコール。『踊りだすくらいに元気になってほしい』という想いも込めました」と話す。
動画は10月10日よりWebCMとして展開すると共に、10月1日から首都圏主要都市の駅サイネージでも放映している。
壮関は1996年、多くが海に捨てられていたわかめの中芯部分に着⽬し、素材菓⼦として初めて「茎わかめ」の商品化を行った。同社マーケティング部長の椿原淳史氏によると、安定的に売上を伸ばす一方で、ライトユーザーの購入率が下がってきていることが課題だったという。今回のプロモーションについては、「もう一度茎わかめの魅力を知っていただき、思わず手に取りたくなるような作品をお願いしました」と話す。
これまでは、小売店のニーズを受けたプライベートブランド商品の開発・販売に注力してきた同社。「コロナ禍を経て、自社ブランド商品の開発を強化し、ファンづくりをしていく戦略に舵を切った」と椿原氏は話す。
そこでSNSをブランディングの中心に据え、2021年より自社SNSアカウントの運用を強化。2023年9月にはCIと企業ロゴを刷新し、注力18品のフルリニューアルを実施した。
同社にとってBtoCの大型プロモーションは初。「今後も消費者プロモーションなどを通じて茎わかめや素材菓子を盛り上げ、壮関のファンを増やしていきたい」と語った。
スタッフリスト
- 広告会社
- 日本経済広告社(ADEX)
- 制作会社
- タンデムプラス
- CD+C
- 武田大輔
- AE
- 友利桂都
- Pr
- 久保田有香
- PM
- 大友咲織
- 演出
- タサキタカ・ユキ
- 撮影・照明
- 渡邉拓海
- Bカメラ
- 増田直人
- 照明
- 阿部陵亮
- ST・HM
- 高松未希(d’ Arc)
- CAS
- 大橋直弘(フォルメン)
- 振付
- YU-TA
- 音楽
- 星野昇平(MR.MUSIC)
- エディター
- 李鑫