プロダンスリーグ「D.LEAGUE」は、10月29日から始まる「第一生命 D.LEAGUE 23-24 」を控え、渋谷を中心に開幕告知キャンペーンを展開している。
「D.LEAGUE」は、2020年8月に発足した日本発のプロダンスリーグ。本キャンペーンでは、各チームを代表する13名のダンサーのポートレートとともに「I’m a D.Leaguer ひっくり返す、ダンスで。」というメッセージを発信。「第一生命 D.LEAGUE 23-24 」の開幕と配信を伝えている。
「今年のシーズンで4期目を迎えるDリーグですが、五輪やW杯で盛り上がる他のプロリーグと比較すると、世の中の関心や認知は高いとは言えません。そんな中、渋谷で大規模な広告を打つというのは、Dリーグとしても覚悟がいることでした。行き交う人のほとんどはDリーグの存在すら知らないかもしれない。であれば、1期目の気持ちで改めて“挨拶”をするような広告にしてはどうかと思いました」と、アートディレクター 大橋謙譲氏。
渋谷駅前のハチ公横には、各チームを代表する13名のダンサーたちのポートレートが並ぶ。そこに掲げられた「I’m a D.Leaguer」というフレーズには、「はじめまして」という自己紹介のニュアンスと、「Dリーガーという職業/肩書きを背負って生きている」という覚悟、ふたつの思いを込めた。その思いが伝わる堂々としたビジュアルにしたいと考え、シンプルで強いポートレートを目指したという。
「Dリーグを知らない人が見ても『なんかこの人たちかっこいいな』という印象を残すことに注力しました。パフォーマンスを見てもらうのが一番早いですが、静止画でその魅力を伝え切るのは難しいので、ビジュアル面でも多彩なダンサーたちを、この横長の画角を活かしてしっかり見せることを意識しました。
『まず特定の誰かに興味を持って、それがきっかけでそのスポーツに興味を持つ』という現象が他のスポーツでも起きていますが、アーティストでもありアスリートでもあるDリーガーだからこそ、そういったファンの増やし方は合っているのではと思っています」
今回のキャンペーンでは、渋谷駅前のアドボードや東急百貨店 仮囲い、東口地下広場 など、渋谷駅を中心にビジュアルを展開。アドトラックも、駅周辺を走っている。キャンペーン開始後は、OOHやアドトラックの写真などファンからの投稿がSNSに相次ぎ、その話題を見て渋谷に広告を見に訪れる人も多い。「うれしかったのは、Dリーグのスタッフの方が『I’m a XX. ひっくり返す、◯◯で。』というように、今回のコピーをカスタマイズして使ってくださっていたことです」と、大橋氏。
10月29日の開幕に向けて、本キャンペーンは今後も続いていく。
スタッフリスト
- 共通
- 企画制作
- D.LEAGUE + indi + CHERRY + ギークピクチュアズ
- CD
- 片岡功裕
- コミュニケーションデザイン
- 金永振
- AD
- 大橋謙譲
- D
- SNG
- C
- 片岡良子
- PM
- 八木嘉教、濱田愛結花、小杉隆之
- 撮影
- 撮影
- 大野隼男
- Pr
- 奥貫克郎
- PM
- 樋口睦、萩野七瀬
- レタッチ
- 関伴将
- ST
- TORU MURAKAMI、YUJI YASUMOTO、YUKI TSUCHIDA
- HM
- KANAGON