日本新聞協会広告委員会は10月19日、同20日の「新聞広告の日」にあたり全国73紙が連動したキャンペーンを開始した。19日付の73紙の朝刊にそれぞれ異なる広告を掲載し、読者が各紙上にあるパスワードを特設サイト上に入力。73紙分が揃うとカウントダウンが始まり、100時間後にいきものがかりによる楽曲とオリジナル動画が公開される仕掛けとした。
73紙のパスワードは19日の17時台にすべて入力が完了したとみられ、既に特設サイトでは公開までのカウントダウンが始まっている。その100時間後にあたる、10月22日の18時台に楽曲と動画が公開される見込みだ。
10月19日付、読売新聞朝刊に掲載された広告。
今年度のキャンペーンのタイトルは「新聞で紡ぐ希望のうた」。いきものがかりが『希望のうた』と題した楽曲を書き下ろした。楽曲は73ピースに分け、73の新聞にすべて異なる楽譜・歌詞・パスワードが記載されている。
新聞広告では、読売新聞社の写真記者が日本各地で撮影した写真16種類を使用。弘前公園(青森)や羽田空港(東京)、波照間島(沖縄)などの写真を使用した。
日本新聞協会広告委員会では「新聞広告は接触深度が深く、共感を得ていくという特性がある。その共感の輪がSNSによって広く拡散・シェアされるとき、最高の力を発揮する。新聞広告からの贈り物『希望のうた』にぜひ期待してほしい」とコメントしている。
協会によればスタッフリストは非公開。特設サイトには協力企業としてD2C ID、HAPPY JAPANの2社がクレジットされている。
