アジャイルメディア・ネットワークは11月中旬にもアパレル事業に乗り出す。関連会社が、韓国発のアパレルブランド「DUCKDIVE」の卸売、小売を始める。来年1月にはファッションイベント「SDGs推進TGCしずおか2024」に出展する予定。
ことし6月にIM&HINI JAPAN(イムアンドヒニジャパン)と合弁で立ち上げたpapaya japan(パパヤジャパン)が、「DUCKDIVE」の日本における総販売代理店として独占契約を結んだ。「DUCKDIVE」は、韓国の人気グループ「BTS」のメンバーがミュージックビデオなどで着ていた実績があるとして、認知度が高いと睨んだ。日本でもECサイトなどで販売されている。
ファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」運営会社が来年1月に開催する「「SDGs推進TGCしずおか2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION」の出展を予定しているという。papaya japanは今後、ファッションショーのほか、ポップアップストアやモータースポーツ関連などで、企業コラボレーションなどを進めたい考え。
アジャイルメディアは2022年5月に債務超過基準に係る猶予期間入りが公表されたが、ことし3月30日に解除となった。子会社で健康器具の「酸素ボックス」の販売を始めたり、10月末には会員制の動画共有プラットフォーム事業を開始する計画。新規事業の立ち上げを進めている。