ファッション領域のマーケティングや店舗運営支援を手がけるワールド・モード・ホールディングス(WMH)は11月1日付で、広告会社の双葉通信社を買収し、子会社化する。広告・マーケティング領域のサービス拡充を図る狙い。
双葉通信社の代表取締役社長には、WMH傘下で広告・マーケティング事業を担うAIADの小西聡代表取締役が就任する。双葉通信社の現社長である大川博代表取締役は、代表権のある会長に就く。
双葉通信者は1948年創業で、ファッションやラグジュアリー領域に強みを持つ広告会社。雑誌広告を主力としてきたが、2016年にファッション業界向けのマーケティングプラットフォームや分析ツールを提供するローンチメトリクス社(LM社)と提携。近年はデジタルマーケティングにも注力する。
WMHも国外5カ国で事業を展開しており、LM社のツールを足がかりに国内外での提案力を強化したい考え。2027年を目処に上場も目指すという。