トヨタ自動車は、人生のターニングポイントを迎えた人が、カローラシリーズで旅するプロジェクト「COROLLA ROAD TRIP MEMORIES」を開始した。
本プロジェクトの第1弾には、乃木坂46を2023年に卒業した齋藤飛鳥さんが登場。自身のファースト写真集を撮影した思い出の地である北海道をカローラ クロスで巡りながら、そこで出会った「心動かされたもの」を写真に収めていく。その様子を特設サイトとムービーで公開している。
このプロジェクトをスタートした背景には、「カローラシリーズをあらためて若い人に」というトヨタ自動車からのオリエンがあった。そこで企画されたのが、「カローラが“ある人”を、その人の思い出の地へとつないでいく存在」になる「COROLLA ROAD TRIP MEMORIES」だ。
「思い出の地だけではなく、その人にとって『新しい旅の目的地をつくる』ということもテーマにしています。クルマがあることで、これまで旅の目的地にならなかったところが、目的地にもなりえる、その体験は、自分の世界が広がる体験のひとつだと思います。だからこそ、まだ免許も持っていない齋藤飛鳥さんに、自分の世界の広がる体験をつくってあげられたらいいなと思ってはじまりました」と、企画を手がけたクリエーティブディレクター 諏訪徹氏とアートディレクター 柴谷麻以氏。
第一弾に登場したのは、乃木坂46を卒業し、今まさに次のステージに向かおうとしている齋藤飛鳥さん。齋藤さんの初めての写真集『潮騒』の撮影場所である北海道の地を、卒業後に改めて訪れてもらった。また、北海道が車の旅の楽しさがより感じられる場所であることも大きなポイントになったという。
今回の表現のコンセプトは、恋の旅の「写真集」。新しく好きなものを見つけることを「恋」とたとえた作りになっている。実際に齋藤さんにはこの撮影の旅で心動いたもの=恋したものをポラロイドで撮影してもらい、特設サイトで公開。さらには、それをOOHやサイト、ピールオフ広告でも使用している。
10月29日まで札幌地下鉄南北線さっぽろ駅コンコースで実施したピールオフ広告では、実際にポラロイド風の紙ではなく、1つ1つフィルムに印刷して制作。本物のポラロイドが貼られているかのようにすることで、受け取った人が旅の思い出をより身近に感じてもらえるようにリアルな作りを目指した。さらに、このピールオフ広告の裏面には二次元バーコードが記載されており、読み取ることで齋藤さんとカローラ クロスの限定映像を見ることができる仕掛けも実施されている。
動画は、現在第5弾まで公開されている。第一弾の動画は公開から3日間で100万回再生となり、現在は345万回の再生数(11月6日時点)。
このプロジェクトは単に車種を紹介するだけではなく、同社のブランディング広告の一環でもあり、今後さまざまな人が登場する予定だ。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通+TYO DINER+ジェ・シー・スパーク
- CD
- 諏訪徹
- AD
- 柴谷麻以
- 企画
- 飛田ともちか
- CPr
- 栗川 愛子
- Pr
- 山下太平、吉田健人
- PM
- 菊池梨央
- 演出
- 石井英之
- 撮影
- 清水エリカ
- Car Care
- 佐藤望
- Driver mechanic
- 小坂 良幸
- ドローン+メイキング撮影
- 大嶋 慎也
- 撮影(グラフィック)
- 竹中祥平
- D
- 藤井亮、三富博介
- Pr(グラフィック)
- 杉山雅志
- レタッチ
- 望月洋輔
- Scan Operator
- 加藤明夫
- WEB Pr
- 高橋大輔、波多美奈子
- Print Operator
- 榎本晃之
- Co
- 島拓生
- ST
- 鬼束香奈子
- HM
- 田村直子
- 編集(オフライン)
- 竹内リナ
- 編集(オンライン)
- 織畑弘道
- カラリスト
- 西田賢幸
- 音楽
- 星野昇平
- MIX
- 奥村宏貴
- BP
- 関健太郎、辻覚史