貝印が新ミッション「切れ味とやさしさ」を発表 「いい刃の日」にPRイベントも

刃物メーカーの貝印が新たなコーポレートミッション「切れ味とやさしさ」を制定。全国の刃物関連の業界団体が定めた「いい刃の日」である11月8日に発表した。

  • ■新ミッション
  • 切れ味とやさしさ
  • 鋭い視点と先端の技術をもって 未来を切りひらき
  • こだわりとやさしさをもって 人々の営みに誠実によりそう
貝印 新ミッション

2023年に創業115年を迎えた同社。従来、企業理念(Corporate Message)と表現していたものを、「Mission/使命・存在意義」「Vision/企業理念」「Credo/価値観・行動信条」と構造化を図り、従業員全員が共通して目指すべき道標として掲げる。


同社は新ミッションについて、「近年のサステナブル意識の向上や商品・サービス利用時の企業理念への興味関心の高まりから、『社会』視点の視座の高い理念が必要と考え、今回新たに制定するはこびとなりました」と説明。


あわせて、製品開発において掲げているDUPS(Design,Unique,Patent,Safety &Story)に「サステナビリティ」を追加し、DUPS3 (Design,Unique,Patent,Safety &Story &Sustainability) と定めた。


同社は8日、観世能楽堂(東京・銀座)にて「いい刃の日」PRイベントを開催。新ミッション発表とあわせ、新プロジェクト・新商品の発表が行われた。


社長の遠藤浩彰氏は同イベントにて、「新ミッションは、鋭い視点と先端の技術をもって 未来を切りひらきこだわりとやさしさをもって人々の営みに誠実によりそう、そんな想いを込めて設定しました。刃物の切れ味を最高レベルまで研ぎ澄ますことはもちろん、『切れ味』という言葉は、思考や思想、日常の行動を比喩する言葉として、『スマートさ』や『洗練されている』といったポジティブな意味も持っている。いつの時代にも切れ味の鋭い製品、提案を続けていくことが、存在意義だと考えています」とコメントしている。

写真 人物 集合 (写真左から)遠藤浩彰社長、特別ゲストの町田啓太さん(俳優)、新ブランド・商品のデザインに携わる日爪ノブキさん(Hat & Head piece designer)と永山祐子さん(建築家)
(写真左から)遠藤浩彰社長、特別ゲストの町田啓太さん(俳優)、新ブランド・商品のデザインに携わる日爪ノブキさん(Hat & Head piece designer)と永山祐子さん(建築家)。
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