電通は11月14日、2024年1月1日付で、国内事業の中核を担う電通の新社長に、電通グループdentsuビジネストランスフォーメーションCEOなどを務める佐野傑氏が就任すると発表した。同氏は、国内事業ネットワークの電通ジャパンのCEO(最高経営責任者)も兼任する。また、同日付で永井聖士・統括執行役員メディア・コンテンツ統括が、代表取締役副社長に就く。現職の榑谷典洋氏、林信貴氏は退任、執行役員からも退く。
佐野氏は1992年、電通入社。営業局長、ビジネスプロデュース局長を経て、2021年1月に執行役員 兼 トランスフォーメーション・プロデュース局マネージングディレクター(MD=ライン局長)。22年1月から、電通ジャパンネットワーク(現=電通ジャパン)執行役員 BX/DXコンサルティング統括(現任)と、電通 執行役員 ビジネスプロデュース統括。23年1月から、電通グループdentsuビジネストランスフォーメーションCEO、電通 統括執行役員 ビジネスプロデュース統括を務める。1970年生まれ。
永井氏は1987年、電通入社。ラジオテレビ局長、ビジネスプロデュース局MDを経て、2021年執行役員。22年、執行役員メディア統括、23年から現職。1964年生まれ。