SNSとAI分析から生まれた!味の素がZ世代の声に応えた「カップお粥」

味の素は8月23日から、Z世代をターゲットとしたカップお粥「粥粥好日®(カユカユコウジツ) 」の販売を、同社のD2Cサイト「AJI MALL」で開始。
9月15日からは、PLAZAの一部店舗およびPLAZAオンラインストアでも販売を開始した。

※本記事は9月29日発売の月刊『販促会議』2023年11月号の抜粋記事です。

同社は、昨年6月に同商品を期間限定で販売。3カ月間で想定していた数量を2週間で販売できたことや、再販した場合の購入意向の調査などで十分な反応が得られたことから、今回の本格的な発売に至った。


写真 商品 人物 ブランドアンバサダーの茅島みずきさんと、2種の「粥粥好日®」。
ブランドアンバサダーの茅島みずきさんと、2種の「粥粥好日®」。

同商品は、Z世代の食へのインサイトや不満に着目し、SNSのデータからAI予兆分析およびコンセプト開発を実施して製品化。忙しい中でもヘルシーな食事をとりたいというZ世代の課題解決のため、日常的な食生活の中に同商品を浸透させていくことを目指している。

前回発売時には、“今日もお粥と、いい日、いい私。” というコンセプトが、自分らしくいたいという思いを持つZ世代をはじめとした多くの人々の共感を得て、「第15回日本マーケティング大賞」の準グランプリを受賞した。今回からは、ブランドアンバサダーに俳優やモデルとして活躍するZ世代の茅島みずきさんを迎え、TikTokなどのSNSを中心に様々な施策を実施していく。

特に若年層の間で「お粥は体調の悪いときに食べるものだ」というイメージがあるため、お粥そのもののパーセプションを変えていきたいと考えている。

その他、本連載では編集部が厳選した、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介しています。9月29日発売の月刊『販促会議』2023年11月号にてぜひご覧ください。

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