11月23日~26日に、東京・清澄白河にある東京都現代美術館にて、第13回TOKYO ART BOOK FAIR(以下、TABF)が開催される。
TABFには、国内外から約300組の独創的なアートブックを制作する出版社、ギャラリー、アーティストらが集結。作り手たちが本の魅力を伝えるイベントで、今年で13回目を迎える。
毎年、ひとつの国や地域に焦点を当て出版文化を紹介する企画「ゲストカントリー」を実施しており、7回目となる本年度は北欧5カ国(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランド)にスポットを当てる。北欧から合計18組の気鋭の出版社が出展するほか、近隣のミニシアター Strangerでは「北欧映画祭 〜Nordic perspective〜」も開催。トーベ・ヤンソンの映画3作品をはじめ、アート、デザイン、音楽、環境問題など、さまざまなテーマを掘り下げた北欧5カ国のドキュメンタリー映画9作品を上映する。
その他に、清里現代美術館 アーカイヴプロジェクト展、アーティスト トーマス・コンの展示も行う。
また、資生堂の企業文化誌『花椿』、TOKYO DESIGN STUDIO New Balanceがプロデュースするフリーマガジン『NOT FAR』、そしてスキン&マインドブランドのBAUMが特設ブースを設ける。
『花椿』は、ノルウェー・オスロ在住のファッションエディター、エリス・バイ・オルセンと特別なタブロイドを作成し、配布。『NOT FAR』は、10月にリリースした最新号を配布する (New Balance 会員サービス “myNB”登録者対象。その場での登録も可能)。そして、BAUMは樹木をテーマに制作する5名のアーティストの作品を一冊にまとめたZINE『Trees: Five Perspectives』を配布する。
- TOKYO ART BOOK FAIR 2023
- 会期:11月23日(木・祝) 12時~20時
- 11月24日(金)~ 26日(日) 11時~19時
- 会場:東京都現代美術館 企画展示室B2F、エントランスホール ほか
- 入場料:一般 1,000円(税込)
- ※一部のイベントには別途参加費が必要