Mizkan「味ぽん」とテレビアニメ『葬送のフリーレン』がコラボレーション企画を展開する。
「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中、山田鐘人(作)とアベツカサ(画)による漫画『葬送のフリーレン』。現在、日本テレビ系全国30局ネットでテレビアニメを放映している。
勇者とそのパーティーによって魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、勇者と共に魔王を打倒した千年以上生きる魔法使い・フリーレンと、その新たな仲間たちとの旅路が描かれる本作品。物語の中には、「物を浮かせる魔法」や「甘い葡萄を酸っぱい葡萄に変える魔法」といった、様々な“生活魔法”が登場する。
そこで今回、“ひとかけで食材がおいしくなる、まるで魔法のような調味料”であることから、ミツカンの「味ぽん」がコラボレーション。「アジポンベルド(食卓をしあわせにする魔法)」を起点として、様々な企画を展開する。
11月22日の発表では、不定期で配信中のミニアニメ「葬送のフリーレン~●●の魔法~」と「味ぽん」がコラボしたオリジナルミニアニメの制作が決定。12月上旬、「食卓をしあわせにする魔法」篇をYouTube TOHO animation チャンネル、アニメ公式X(旧Twitter)、アニメ公式TikTokにて配信する。同ミニアニメと企業とのコラボは初となる。
さらに、主要キャラクターをデフォルメした本コラボオリジナルのミニキャラクターが登場。フリーレン、フェルン、シュタルク、ヒンメル、アイゼン、ハイターの6キャラクターによる「味ぽんを持っている姿」「食事中の姿」の計12種類のポーズが用意された。
またプレゼントキャンペーンの賞品として、「味ぽん」が収納できる魔導書型BOXを制作。2024年には「味ぽん」の購入で「オリジナル魔法陣コースター」がつくノベルティキャンペーンを展開予定だ。
ミツカンマーケティング本部の吉岡真優氏は、「味ぽんブランドが発売されてから来年で60年。現在、非常に多くの方に認知いただいているブランドですが、生活環境の変化を受け、若年層の方とのタッチポイントが少なくなっていることが課題でした」と話す。
「若年層の方々により味ぽんブランドを身近に感じていただくため、“思わずSNSで発話したくなるような、熱量の高く意識されるコンテンツとのタイアップを行いたい”と相談させていただきました」(吉岡氏)。
CDは電通の多田秀彰氏が務めた。
「壮大な世界観の中、便利だけどくだらない生活魔法にときめくフリーレンを見て、もし『味ぽんを召喚する魔法』があったらきっと最高にくだらなくて喜んでくれそうだなあ、と考えたのがはじまりでした。チームメンバーも作品ファンであり、異色コラボだからこそリスペクトを込めて丁寧に企画・制作しましたが、くだらなさの中の本気が伝わったのか、ファンの皆さんにも笑って受け入れていただけたようでホッとしています。作品もファンも、懐の広さがすごいと感じました」(多田氏)。
12月4日に配信されたYouTube生特番『トークの魔法 特別版』では、番組中の約10分間、味ぽんとのコラボタイム「味ぽんがお邪魔する魔法」を展開した。
番組内では「魔導書型味ぽん収納BOX」の実物が公開され、スクショタイムで撮影した画像とハッシュタグをつけた投稿によるプレゼントキャンペーンを始動。主演声優の種﨑敦美・市ノ瀬加那・小林千晃が、味ぽんをかけた鍋を楽しんだ。
番組の同時接続数は15000人を超え、 アーカイブ配信では21万回の再生数を記録。Xを中心に発話も広がっている。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通、D2C ID
- ECD
- 道山智之
- CD+企画
- 多田秀彰
- 企画
- 渡部訓弘、西川実咲、諸星智也、福島陽
- AD
- 原田祥貴
- Pr
- 高橋大輔
- PM
- 波多野桃子
- CPr
- 海老原伴行
- AE
- 難波公人