NECパーソナルコンピュータは11月27日、LAVIE新シリーズのイメージキャラクターに川口春奈さんを起用すると発表した。新たなテレビCMは、12月4日より放映を開始する。
新たなCMのコンセプトは、「あたらしい一歩のそばに」。NECパーソナルコンピュータ マーケティング統括本部の関口由依氏は、ターゲットに合わせた訴求内容によって、今回メッセージを大きく変えたと話す。
「メインユーザーが新大学生や若年層が中心となるモバイルパソコンであることから、ターゲットにより訴求できるよう、これまでのメッセージから大きく変化を加えています。特に、機能的訴求に特化していた従来の訴求内容に加え、Z世代にも感覚的に響くような“情緒的訴求”もプラスしていくチャレンジを行いました」(関口氏)。
その上で関口氏は、今回の広告制作への思いを次のように語る。
「パソコンは、消費財のように日常的に買うものではなく、“大学に進学するタイミング”や“新しい何かにチャレンジしたい時”といった、人生の節目に買うタイミングが多いのではないかと思います。そんなお客さまの『あたらしい一歩』を支えるパートナーでありたい、そんな想いを込めて今回の広告を制作しました」。
川口さんを起用した理由は、「製品のターゲットである若年層から、購入層の親世代まで幅広い認知がある点を評価した」ためだという。若年層がパソコンを購入するタイミングは、大学入学時などが多い。さらに消費において特徴的なのは、購入時の支払いは親が行うことだ。このように、利用者と購入者が異なっているため、プロモーションを行う際は若年層だけではない幅広い世代への認知が必要となる。
「幅広い世代に認知のある川口さんは、当社のイメージキャラクターとしてふさわしいと感じ、起用に至りました。老若男女から共感されている川口春奈さんは、今回のコンセプトにも合っており、ベストなキャスティングだったと感じています」(関口氏)。
今後は、12月4日からテレビCM「あたらしい一歩のそばに」篇の放映を開始する。
全国放映とあわせて、YouTubeなどのデジタル媒体での露出も進め、同社の認知を幅広い世代にむけて獲得していきたいとしている。
また、CMとは内容が異なる、川口さんが出演するTikTokやInstagram用の縦型動画も制作。Z世代にむけた縦型フォーマットのデジタル媒体やOOHなどにを含めた積極的な露出を行うとしている。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通、blender
- ECD
- 並木温
- CD
- 真田大蔵
- 企画
- 太田文也
- C
- 太田文也
- AD
- 三角瞳
- D
- 三上雅宏、望月理絵
- STPL
- 堀田真哉、世津洋子
- CPr
- 久野稚代
- Pr
- 藤本修平
- PM
- 中野拓朗、巖大樹
- 演出
- 山崎匡紀
- 撮影
- 野田直樹
- 照明
- 遠矢和栄
- 美術
- 野田花子
- 編集
- 武川哲也(オフライン)、遠藤知洋(オンライン)
- カラリスト
- 安田真理
- 画面デザイン
- 今鹿倉広二
- 音楽
- 山田勝也
- SE
- 徳永義明
- MA
- 石黒広明
- ST
- 杉本学子
- HM
- 岡野瑞恵
- CRD
- 工藤幸治、川瀬美由
- CAS
- 横内良太、加田悠
- AE
- 平野裕司、栗村有
- 出演
- 川口春奈