ヤマハは12月4日、企業広告『音楽って、めんどくさい。だから、好き。』を公開した。楽器演奏シーンなどでの失敗や挫折の先に、何事にも代えられない喜びがあることを、総勢27組164人の音楽を愛する人の日常を通して描く。
『音楽って、めんどくさい。だから、好き。』というメッセージには、「音楽に失敗は付きもので、最初からうまくいくことはない。時間も必要、時には挫けることもある。しかし、それを乗り越えた先には、まだ見ぬ喜び、感動が待っている。そして、それが音楽を続ける理由である」という思いが込められている。
動画は96秒版、30秒版と、ピアニスト・吹奏楽部・サックス奏者・ストリートミュージシャンそれぞれにスポットを当てた15秒版の計6種。このほかラジオCM、グラフィックなど、様々なメディアで広告展開する。
ヤマハ コーポレート・マーケティング部の森美樹氏によると、本施策は、同グループが2019年より掲げるブランドプロミス「Make Waves」のさらなる浸透を図ることが目的だという。
「『Make Waves』は、お客さまが心震わす瞬間を表現しています。今回の企画では、ヤマハは常に身近な存在として、音楽を愛し、一歩踏み出そうとする人びとを応援したいという思いを伝えるため、日常の中にある音・音楽にまつわる様々な人々の心震える瞬間を描きました。『ハレとケ』の『ケ』を意識することで、お客さまとの感情的なつながりを築いていきたいと考えています」(森氏)。
コピーライター/CMプランナーを務めたのは、電通東日本の竹内希光氏。
「『⾳楽って、めんどくさい。だから、好き。』というコンセプトのもと、つまずきや苦悩の先に、何ものにも代えがたい喜びが、音楽にはあることを描いた企画です。リアルなシーンを描くために、普段から趣味や部活、仕事で音楽に関わっている総勢27 組164 ⼈をキャストに迎えて撮影しました。音楽を愛し、真剣に向き合う人びとの姿にご注⽬ください」(竹内氏)。
同日公開された特設サイトでは、動画やグラフィックのほか、メイキングや出演者へのインタビュー動画を公開している。
スタッフリスト
- 広告会社
- 電通東日本
- 制作会社
- 電通クリエーティブX
- ECD
- 林慈郎
- CD
- 宮内康之
- 企画+AD
- 和田真之介
- 企画+C
- 竹内希光
- 企画+コミュニケーションプランナー
- 野田祐希
- D
- 東翔太、園田あゆみ、江口光希
- ストラテジックプランナー
- 小林健太郎
- デジタルプランナー
- 安留佳佑、田中恵莉、佐田進哉
- CPR
- 水野邦亮
- PR
- 井置麻呂也、井原慶
- PM
- 志水亮太、渡邉陽介、金澤悟、齋藤まりん
- 演出
- 柘植泰人
- 撮影
- 柘植泰人(ムービー)、久富健太郎(スチール)
- 照明
- 西ヶ谷弘樹
- 美術
- 小林蘭
- 編集
- 高田涼平(オフライン)、原田賢介(オンライン)
- カラリスト
- ben conkey
- 音楽
- 福島節
- ミキサー
- 坂田かおる
- ST
- 佐藤里奈
- PRプランナー
- 澤村亮汰、大月紗帆
- CRD
- 佐々木健太
- CAS
- 長谷川ゆうり、奥原早苗
- AE
- 半田芳生、藤大貴、高原朋
- NA
- 小池龍平
- 出演
- 西村ゆきの、かのうみゆ、村口亜星、三原万里子、鈴木優太、おおくぼわたる、敬太、イブ、奥原早苗、CABARETS、浜松修学舎高等学校吹奏楽部