広報会議2024年1月号の特集は、「危機を乗り越える広報対応」
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あらゆる企業で起こりうる不祥事。
その対応によって企業イメージ低下を最低限に食い止めることもあれば、その逆もあります。
組織を取り巻くリスクの変化を顕在化するため、毎年実施している「不祥事」対応に関する生活者の意識調査の結果も踏まえ、専門家が危機管理広報の事例を分析。
傾向や対策を解説します。
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【本書の“読みどころ”一覧】
- ―1000人が選ぶ、2023年に評判を落とした「評判不祥事ランキング」
- ―広報対応の事例分析(日大・ビッグモーター・ジャニーズの対応に学ぶ)
- ―心理的安全性のある組織と広報
- ―生成AI活用時の法的リスク
- ―ネット炎上の傾向と対策
- ―ジェンダー表現、大学生にどう映るか
- ―炎上後のSNS活用
- ―謝罪会見シミュレーション
本記事では、“読みどころ”のうち、一部をPICK UPしてご紹介します。
日大アメフト部の薬物問題、危機管理広報の2つの問題点
日本大学のアメリカンフットボール部の学生による薬物問題。その問題点は「メディアへの対応と、記者会見での不適切な対応の2点」だと、危機管理広報の専門家である畑山純氏は指摘します。本記事では2023年に同じく薬物問題が発覚した東京農業大学ボクシングブの事例との広報対応の相違点などをもとに、有事の際の適切な情報発信について考えます。
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ジャニーズに学ぶ、世間に「不誠実」のレッテルが貼られる広報対応とは
故・ジャニー喜多川氏による性加害問題に関して、旧ジャニーズ事務所(現スマイルアップ)が行った一連の対応は、2023年の危機管理広報案件の中でも特に注目を浴びました。企業の広報担当者は、ジャニーズ事務所の対応から、危機管理広報について多くのことを学ぶことができます。リスクマネジメントを専門とする弁護士・浅見隆行氏が解説します。
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企業イメージ低下を食い止める!広報担当者向け「記者会見」の開催に向けた5ステップ
もし自社で不祥事が発生したら、企業の矢面に立たなければならないのは広報担当者です。しかし対応が適切でないと、企業(組織)イメージのさらなる悪化へ。細かな判断の一つひとつが、企業(組織)イメージに大きく関わってくるのです。そこで広報担当者に求められるのは、日頃から不祥事などを想定した対応フローを頭にいれておくこと。危機管理広報の専門家である佐々木政幸氏が、 「記者会見」に向けた5ステップを解説します。
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広報会議2024年1月号 の特集「危機を乗り越える広報対応」では、このほかにも「炎上時のSNS活用のメリット プレスリリースとのすみ分け方」や「ネットでネガティブな文脈で注目されてしまった時の対処法」なども紹介しています。
本書を参考に、不祥事・炎上時の企業(組織)イメージの低下を最大限に食い止める対応力につなげてください。
広報会議2024年1月号(12月1日発売)
- 1000人が選ぶイメージが悪化した出来事は?
- 「不祥事ランキング2023」発表
- CASE 1
- ビッグモーターの不正から学ぶ
- 不祥事が起きうる企業の予兆とは
- 白井邦芳 社会構想大学院大学
- CASE 2
- ジャニーズ問題で振り返る
- 「不誠実」のレッテルが貼られる対応とは
- 浅見隆行 弁護士
- CASE3
- 日大アメフト部の薬物問題にみる
- 危機管理広報における2つの問題
- 畑山 純 エイレックス
- COLUMN
- 心理的安全性の欠如が招く危機
- 企業の不祥事への道
- 石井遼介 ZENTech
- COLUMN
- 広報担当者が知っておきたい
- 生成AI活用時の法的リスクのポイント
- 片山 直 シティライツ法律事務所
- GUIDE
- 「ネットの話題」は要注意!
- ネガティブに注目された時の緊急体制はあるか?
- 鶴野充茂 ビーンスター
- 「多様であること」と「多様を強要すること」は違う
- 大学生に聞いた「ジェンダー表現」の今
- GUIDE
- 炎上時のSNS活用メリット・デメリット
- リリースとのすみ分けは?
- 山口真一 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
- GUIDE
- その時、広報担当者は何をすべきか
- 「記者会見」に向けた5ステップのシミュレーション
- 佐々木政幸 アズソリューションズ
ほか