Z総研は12月11日、全国のZ世代(中学生~28歳)2810名を対象に実施したインターネット調査の結果から、「Z総研2023年下半期トレンドランキング」と「ネクストトレンド予想」を同時に発表した。2023年下半期のトレンドを、「言葉」「食べもの・飲みもの」「俳優・女優」「コト・モノ」「YouTubeチャンネル」「アーティスト」などに分類した。
「流行ったコト・モノ」では、「ひき肉ポーズ」が1位に。チャンネル登録者数153万人超の6人組中学生YouTuberグループ・ちょんまげ小僧のメンバーが挨拶代わりに披露するポーズで、「ひき肉です」というイントネーションに癖のあるセリフと、両腕を大きく広げるオリジナルポーズを多くの芸能人やインフルエンサーも真似をして話題となった。
飾らず全力でポーズをとる「ひき肉ポーズ」や、リアルな姿を内カメラと外カメラ同時に撮影するアプリ「BeReal.」、現実とどこかリンクする「おぱんちゅうさぎ」など、よりリアルさを求めるZ世代が増加傾向に。
「流行った言葉」の1位には、「流行ったコト・モノ」の1位と同じくちょんまげ小僧の「ひき肉です!」が選ばれた。「ひき肉です!」「なぁぜなぁぜ?」は耳に残る中毒性と、さまざまな人が挑戦できるマネしやすさがポイントとなりSNSで話題になった。
Z総研は日常のネガティブな事象や不満の内容を「なぁぜなぁぜ?」と問いかけたり、ヒステリックな語気で相手に罪悪感を抱かせる「ヒス構文」を受け取った時にシェアしたりと、ネタとして消化することで前向きに進もうとしている傾向にあると分析している。
そのほか「食べもの・飲みもの」や「曲」、「YouTubeチャンネル」などのトレンドランキングは以下の通り。
同時に発表した「ネクストトレンド予想」は、YouTubeチャンネル「森ケの日常」や名古屋市のレストラン「日本一態度の悪いレストラン(the LAZY HOUSE)」などが挙げられた。