「毎日香」が新CM放映 時代の変化に合わせた「願い」を描く

日本香堂は、線香ブランド「毎日香」の新テレビCM「お線香のもう一つの意味」を2024年1月1日より全国で放送開始する。

「毎日香」は1909年の発売以来100年以上続く、同社で最も歴史の長いブランドだ。1967年に薫香業界では初の取り組みとなるテレビCMの放映を開始。1976年には毎日香「円楽 定吉水をかけられる」篇でキャラクターの「さだきちくん」が初登場し、認知と業界シェアを高めていった。

今回制作したCMでは、舞台を現代の家庭にうつし、線香を通じてつないでいく家族の想いを親子の会話で描く。


写真 実データ 「毎日香」の新テレビCM「お線香のもう一つの意味」

けむりや灰が少ないものなど、現在の生活環境に合わせた商品を展開してきた同社。マーケティング部の鈴木拓氏は、今回のCMについて次のように話す。

「時代の変化に合わせて、供養習慣も少しずつ変化する中、『お線香をあげて手を合わせる』意味を改めて伝えました。タイトルの『お線香のもう一つの意味』とは、ご先祖様への供養だけでなく、今を生きる私たちの日々の安寧への願いです。100年以続くブランドとして、ずっと暮らしに寄り添うお線香でありたいと願い、現代家庭にメッセージを落とし込みました」。

近年はSNSなどデジタルの分野で、直接ユーザーと繋がりファンを増やす取り組みも少しずつ進めているという。本CMもYouTubeにて1月1日~15日までの間、6秒のバンパー広告を展開する。

なお本CMは通年での放送を予定しており、盆や彼岸などの季節には、さだきちのアニメーションCMも出稿予定だという。

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スタッフリスト

企画制作
博報堂、太陽企画
CD
芦田茂樹
企画
境野日人、尾崎千春
PR
森越啓友、治部真輔
PM
森本美都、稲船巧
演出
境野日人
撮影
浅川英郎
照明
上野敦年
美術
根岸美由紀
編集
雨宮信二(オフライン)、黒田さおり(オンライン)
音楽
山田勝也
ミキサー
辰巳茜璃
録音
服部航也
ST
竹上奈美
HM
眞弓
CAS
アベジュン
AE
桑島靖明、渡辺梓
NA
小山鉄平
出演
斉藤百花、高田和加子

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター

 




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