ダイハツ工業は12月22日、CM放送の自粛を当面続ける方針を明らかにした。2024年の正月テレビCMについてダイハツ広報室は「正確にどのようにするかは現時点で言えないが、現在は出稿を取りやめており、(停止は)継続する」とした。
2023年4月に海外向け車両、5月に国内向け車両で、試験の認証不正が発覚。12月20日に第三者委員会による調査結果で、新たに不正が発覚し、国内外ともに全車両の生産、出荷の停止を発表した。同社はことし5月以降、テレビCMの出稿をしていない。
ビデオリサーチの調査では、正月3が日の企業別テレビCM本数で直近3年間はダイハツ工業は2位。本数、CMオンエアの延べ秒数いずれも減少傾向にあったものの、同社のテレビCMは新年に存在感を示していた。