富士フイルム「お正月を写そう♪」シリーズ 今年は羽生善治・藤井聡太が登場

富士フイルムは12月29日から、テレビCM「お正月を写そう♪2024 チェキ・お正月も対局」篇を全国で放映する。

今回、同社のイメージキャラクターである広瀬すず、横浜流星に加えて、将棋界で活躍する羽生善治と、藤井聡太が出演している。

「お正月を写そう♪2024 チェキ・お正月も対局」篇(30秒)。

CMは、広瀬さんと横浜さんの家へ羽生九段と藤井竜王・名人が遊びに来たが、正月飾りやおせち料理に目もくれず、早々に対局を開始するシーンから始まる。羽生九段が次の一手を考えている様子を写真に収めようと、「INSTAX Pal」を構える広瀬さんや、おやつを口にした藤井竜王・名人の様子を見て「おやつタイム!」と、すかさずシャッターを切る横浜さんが描かれている。

「お正月を写そう」シリーズは、その年に活躍した人の出演が目立つもの。昨年は、東京ヤクルトスワローズの“村神様”こと村上宗隆選手が出演した。

富士フイルムの担当者によると、今年は、史上初となる八冠を達成した藤井聡太竜王・名人と、七冠保持者であり将棋連盟の会長でもある羽生善治九段の活躍を見て、出演を依頼。

また、今年10月に発売された、手のひらサイズのカメラ「INSTAX Pal」を効果的に訴求するためにも、2人の将棋シーンを活用したという。

「『INSTAX Pal』は、手のひらサイズで、いつでもどこでも気軽に撮影できるカメラです。将棋の対局シーンを通じて、2人のふとした表情や、下からのアングルなど色んな角度で切り取ることができる製品の魅力を、幅広い世代の方々に訴求できると考えています」(富士フイルム 担当者)。

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「将棋の対局場面でよく目にする、羽生九段が頭をかく姿や、藤井竜王・名人のおやつタイムを目の前にした広瀬さんと横浜さんが、2人の対局を夢中になって撮影する様子が見どころです」(富士フイルム 担当者)。

1960年代から開始した「お正月を写そう」シリーズのCM。90年代から制作に携わるワンスカイの福里真一氏は、次のように語る。

「当CMシリーズではこれまでも、晴れ着を着たり、久しぶりの人に会ったりするお正月の“ちょっと特別な時間を写真に撮って残しておきましょう”というメッセージを伝えてきました。最近は、その年大活躍した方にゲスト出演していただくことが多く、今年は?と考えたところ、この方々しかいない!ということで、藤井さんと羽生さんに出演をお願いしました」。

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CMの見どころについては、今年の出演者ならではの工夫を凝らした福里氏は続ける。

「これまでの『お正月を写そう』シリーズだと、凧揚げや羽根つきなどのお正月らしい行事をしている様子を展開するのですが、おふたりの場合は、お正月でも将棋に夢中なのではないか、と。そこで、新年会そっちのけで将棋に没頭してしまうストーリーを考えました。そんなおふたりを、広瀬さん、横浜さんが『INSTAX Pal』ですかさずパシャパシャ撮る、というシーンを描いています。おふたりが将棋をしながら悩んだり、お菓子を食べたりする、かわいらしく魅力的な演技に注目いただきたいです」(福里氏)。

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スタッフリスト

企画制作
連、ワンスカイ、トレードマーク、電通、ギークピクチュアズ
CD
佐々木宏
企画、C
福里真一
AD
浜辺明弘
Pr
若生秀人、池宮秀彦
Pr、PM
増子智也、辻中龍之介
演出
渋江修平
撮影
新出一真
照明
前島祐樹
美術
小島伸介
音楽
緑川徹
SE
佐久間みなみ
MA
オムニバスジャパン
録音
大野鉄平
MIX
大野鉄平
ST
石田節子、伊藤省吾、白瀧佐太郎、小田桐はるみ
HM
奥平正芳(広瀬)、永瀬多壱(横浜)、太田絢子(藤井)、平笑美子(羽生)
クッキング
しらいしやすこ
CAS
海本剛作、若穂囲雅、中尾有希
編集
市原賢治(オフライン)、君塚紀貴(オンライン)
総合プロデューサー
玖島裕
BP
縄英晴、宮本賢宏、菱田剛史、加賀見昂明
出演
広瀬すず、横浜流星、羽生善治、藤井聡太

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター



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