日本アド・コンテンツ制作協会(JAC)は12月14日、優秀な若手映像制作者を表彰する「JAC AWARD 2023」の最終審査会を実施し全6部門の入賞者を決定した。
クリエイティブ実現への貢献度を称える「プロデューサー部門」のグランプリにはギークピクチュアズの大野瑞樹氏が、「プロダクションマネージャー部門」のグランプリにはスプーンの神谷諒氏が選ばれた。プロデューサーは2024年3月31日時点で35歳以下、プロダクションマネージャーは同28歳以下が対象となっている。あるいは規定の年齢を過ぎていても、経験年数が5年以下の場合は対象となる。
また、ワークフロー改革などを実現したアイデアや工夫を募る「プロダクションサポート部門」のグランプリには太陽企画のみしまわかな氏が選ばれた。
さらに制作費500万円以下に限定し創意工夫によるクリエイティブ実現への貢献度を評価する「ベストプラクティス部門」のグランプリには、ヴィスの坂本菜奈氏、KEY proの西澤賢弥氏が選ばれた。
30秒のオリジナル動画作品を募る「ディレクター部門」は博報堂プロダクツの神田蘭子氏とハットの髙原春菜氏、実費10万円以内で個人制作した30秒の映像を募る「ディレクター個人応募部門」(前回から新設)は東北新社の小口勝一氏と小山瑛司氏がそれぞれグランプリとなった。
12月14日の最終審査会は対面と生配信で行われ、4年ぶりにアフターパーティーが同時開催された。審査委員長は中島信也氏(東北新社)が務めた。
各部門の入賞者は以下の通り(敬称略・五十音順)。
プロデューサー部門
- ・グランプリ
- 大野瑞樹(ギークピクチュアズ)
- ・メダリスト
- 五十嵐英祐(GMO ENGINE)
- 鈴木創太(電通クリエーティブX)
- 宮本卓(AOI Pro.)
- ・審査委員長特別賞
- 中川実乃梨(ソーダコミュニケーションズ)
- 中川雄策 (電通クリエーティブキューブ)
プロダクションマネージャー部門
- ・グランプリ
- 神谷諒(スプーン)
- ・メダリスト
- 川口雄輝(太陽企画)
- 篠田里美(AOI Pro.)
- 白木作夢(AOI Pro.)
- 中上拓弥(東北新社)
- 中澤達郎 (ハット)
- ・審査委員長特別賞
- 篠田里美(AOI Pro.)
プロダクションサポート部門
- ・グランプリ
- みしまわかな(太陽企画)
- ・メダリスト
- 白神裕治(東北新社)
- 西村英明(電通クリエーティブX)
ベストプラクティス部門
- ・グランプリ
- 坂本菜奈(ヴィス)
- 西澤賢弥(KEY pro)
- ・メダリスト
- 冨岡利彩(キラメキ)
- ・審査委員長特別賞
- 佐藤美穂(パズル)
ディレクター部門
- ・グランプリ
- 神田蘭子(博報堂プロダクツ)
- 髙原春菜 (ハット)
- ・メダリスト
- 今井伸(AOI Pro.)
- ・審査委員長特別賞
- 桐生康佑(太陽企画)
ディレクター個人応募部門
- ・グランプリ
- 小口勝一(東北新社)
- 小山瑛司(東北新社)
- ・メダリスト
- 山口えり花(電通クリエーティブキューブ)
- ・審査委員長特別賞
- セトタカアキ(アットアームズ)