帝国データバンクは1月5日、「令和6年能登半島地震」による企業への影響に関して調査結果を発表した。調査対象は、被害が大きい能登地方(石川県・富山県の13市町村)に本社を置く企業(個人事業を含む)で2023年11月時点の企業データに基づき調査を行った。
それによると能登地方に本社を置く企業数は4075社。売上高合計は1兆3018億円(いずれも2023年11月時点)だった。市町村別でみると、最も多いのは「七尾市」で705社。特に被害が大きいとみられる「輪島市」は315社、「珠洲市」は210社、「能登町」は245社だった。業種別では「建設業」が最も多く、「サービス業」「製造業」が続いた。従業員数(正社員)の合計は4万9728人に上った。