ビデオリサーチは5日、2024年の正月の三が日に関東地区で放映されたテレビCMの動向(速報値)を発表した。
企業別のCM秒数のトップ3は5年連続1位の「興和」、「本田技研工業」(前年6位)、「ソフトバンク」(同トップ10圏外)という結果に。商品・サービス別に見ると「ダイキン工業」が前年に続き1位で、前年同時期に出稿のなかったメガネ製造・販売の「オンデーズ」が2位となった。3位には「大和証券」が入った。
また、タレント別CM秒数では上戸彩、広瀬すず、ももいろクローバーZがトップ3となった。上戸彩は前年のトップ10圏外から上位に入った。広瀬すずは2年連続で2位となっている。
本データは同社グループのビデオリサーチコミュニケーションズが、テレビCMのオンエア状況を調査する「テレビ広告統計」のデータを元に、2024年1月1日~1月3日に関東地区でオンエアされたCMについてまとめたもの。
今年の正月三が日では、企業数で609社、CM本数で1万1294本のテレビCMが関東地区で放映され、2023年の619社・1万2460本から微減となった。1月1日に発生した能登半島地震による番組編成の変更や、例年多く出稿している企業のCM停止なども影響したとみられる。