北海道白糠町産の生いくら「シラリカいくら」を味わえるレストランが期間限定で東京・下北沢にオープン。インパクト大の店内装飾をPRすることで効果的に集客した。
※本記事は月刊『販促会議』2023年1月号の転載記事です。
海の幸を中心とした返礼品で、ふるさと納税の全国4位(2022年度、総務省発表)の寄付額を集めている北海道白糠町。特産品の魅力を広く世界に発信し、町に資産として残り続ける地域ブランドをつくることを目的に、2023年8月に「シラリカブランドプロジェクト実行委員会」(運営:イミュー、playknot、Right Design、白糠町)が立ち上がった。
白糠町の特産品を「シラリカブランド」として認定する取り組みの第一弾としてローンチされたのが、鮮度の良さを追求した「シラリカいくら」だ。同委員会は、そのいくらを味わえる期間限定のレストランを、東京・下北沢にオープンした。

店内は、いくらをモチーフとしたオブジェや天然木の家具によって、和の雰囲気や世界観を表現。イベント告知の際は、メニューや味の訴求に加え、インパクトのある店内ビジュアルを前面に打ち出しPR。食系Webメディアなどで紹介されたことも集客につながった。

イミュー代表取締役社長の黒田康平氏は「今は一般の認知度ではなく、一般認知度を広げるためのアセットを持つことが重要なフェーズであると考えています。ブランドイメージや商品特性を発信し続けるには、レストランなどをはじめとしたtoBの方々との連携強化が重要。そのためにまずはメディアの反響が必要だと考えていたので、今回は狙い通り良いプロモーションの場となりました」と振り返った。


その他、本連載では編集部で選んだ事例を掲載しています。月刊『販促会議』2023年1月号にてぜひご覧ください。

『販促会議』1月号(12月1日発売)

- 【巻頭特集】
- 「ここでしかできない体験」が人を動かす
- ポップアップストア・イベント盛況計画
- 【特集2】
- 共感・共創・共鳴が生まれる!
- デジタル時代、これからのOOH活用
- 【特別企画】
- 第15回「販促コンペ」
- グランプリインタビュー
- 購入はこちらのAmazonリンク から