AOI Pro.やTYOを傘下に持つAOI TYO Holdingsは4月1日から、「KANAMEL」に社名変更する。グループの組織再編を行うなど事業領域を拡大する中、併せてロゴマーク、コーポレートステートメントも新調する。
同社は「つくるチカラで 世の中を明るく つくり変える。」というパーパスのもと、映像制作やさまざまな事業を展開。2017年に広告制作大手の「AOI Pro.」「ティー・ワイ・オー」(現・TYO)の経営統合により設立された。
グループとしては、2021年に映像やCG、xRなどの企画、制作などを手がける「TREE Digital Studio」を新設。2023年には、マーケティング戦略のコミュニケーションデザイン会社「FIELD MANAGEMENT EXPAND」、戦略コンサルティングファームの「FIELD MANAGEMENT STRATEGY」を新設するなど、組織再編して事業領域を拡大している。
新社名は、物事の最も大切な事柄や人物、要点、中心を意味する“要(KANAME)”に由来。「企業と社会をクリエイティブする、構想、発想、実⾏のそのすべてにおいて⼤切な『要』・不可⽋な『要』を⽣み出す存在でありたい」という思いを込めた。
新しいロゴはモノクロで、扇の末端にある骨を留める金具「要」を表現。ものごとや人々が交差する“要”のイメージと、社名イニシャルの“K”を重ね合わせることで、「社会や⼈を繋ぎ合わせて⼤きな創造を実現する」という決意を表した。