名古屋広告業協会は「トランスジェンダーと広告の関係」をテーマにした講演会を2月16日、JPタワー名古屋ホール&カンファレンスで開催する。同協会が定期的に開く「名広協クリエーティブ研究会」の一環で、トランスジェンダーの人権問題に詳しい群馬大学准教授の高井ゆと里氏が講師を務める。
高井氏は、自身も性自認を男女の枠組みに当てはめようとしないノンバイナリー当事者であることを公言している。訳書にショーン・フェイ『トランスジェンダー問題 議論は正義のために』、著書に『トランスジェンダー入門』があり、当事者が直面する困難や取り巻く現状を伝えている。司会は電通のクリエーティブ・ディレクター尾崎敬久氏が務める。
講演では、現代まで「LGBT」としてひとくくりにされることが多かったトランスジェンダーについて、改めて説明する。また多様性が求められる中で、トランスジェンダーと広告の関係についても講演する。
参加無料。開場18時15分、開演18時45分。事前申し込みが必要で、申し込み期限は2月9日17時まで。