ディップは1月16日から31日にかけて、渋谷駅のハチ公前広場や東口地下広場、渋谷スクランブルスクエアビジョンなど渋谷駅周辺の計5カ所にメジャーリーガーの大谷翔平選手を起用した大型の交通広告を掲出。SNSやニュースサイトで渋谷をジャック、と話題を集めた。同社が掲げるメッセージの浸透、企業認知の向上などを目的に実施したキャンペーンの一環で、2月中旬まで全国各所で大型広告を掲出していく。
同社が運営する求人サービスのスローガン「夢を叶える仕事に出会おう。」の浸透と、企業認知・信頼感の向上が狙い。昨年12月には大谷選手とブランドアンバサダー契約を締結し、テレビCMや特設サイト、社長との対談インタビューなどで起用、広告展開している。
企画制作はサニーサイドアップグループのKumnamu Entertainment、AOI Pro.が手がけた。グラフィックは、ロサンゼルスの街を背景に、スーツを着た大谷選手がメッセージとともに写っている。横顔や目元のアップ、視線がこちらに向いたものなど多様なパターンが特徴だ。SNSでは広告を撮影した投稿や、記念撮影のために向かうファンの投稿なども見られた。
アートディレクターを務めた徳野佑樹氏によれば、「特に印象的だったのは瞳の美しさ」。「MVPを獲得し、自身の移籍先を日本中が注目する中、大谷さんの瞳は静かに先を見据えている感じがしました。その瞳のアップを一番大きなポスターにしました」(徳野氏)。
渋谷駅周辺の掲出箇所は、ハチ公前広場のセンターシートと憲章シート、東口地下広場B2階の上部バナー、B1階の連絡通路、渋谷スクランブルスクエアビジョンの5カ所。ビジョンのみ通年放映している。
ディップのマーケティング担当、山口瑠菜氏は「渋谷のシンボルでもあるハチ公前での『渋谷ジャック』は街頭インタビューでの映り込み、SNSでの投稿・拡散をはじめとした盛り上がりを醸成できました。世の中に向けてムーブメントを生み出すことができた施策」と話している。
渋谷駅のほか、1月中旬から2月中旬にかけて新宿や大阪、名古屋、福岡ではサイネージ広告を、主要都市を中心とした全国各地では大型ボード広告を掲出している。
スタッフリスト、掲出場所などは以下のとおり
スタッフリスト
- 企画制作
- Kumnamu Entertainment,、AOI Pro.
- ECD
- 大塚晴義
- AD
- 徳野佑樹
- D
- 伊藤剛
- CPr
- 木佐貫徹、鈴江奈菜(アシスタント)
- Pr
- 宮﨑恭輔、川口正太
- PM
- 伊藤萌惠
- 撮影
- 杉田知洋江、會田京子(アシスタント)
- 照明
- 村上清志
- ST
- 藤井享子
- HM
- Yuriko Bondies
- CRD
- Miki Murata、Masora Fukuda(Mt. MELVIL)
- CAS
- Kumnamu Entertainment
- AE
- 浅沼祐介、神宮寺将之
- 出演
- 大谷翔平
- 掲出
- 阪急百貨店前 サイネージ・栄駅スクエアビジョン(1/15~1/28)、渋谷ジャック:ハチ公前広場センターシート・憲章シート・東口地下広場B2F上部バナー・東口地下広場B1F連絡通路・渋谷スクランブルスクエアビジョン(通年放映) (1/16~1/31)、プレミアムTENJINスクリーン(1/17~1/23)、大阪駅中央地下通路デジタルジャック(1/22~1/28)、博多駅メインコンコースジャック・新宿 K-DGキングウォール(1/29~2/4)、大型ボード:札幌・仙台・新宿・川崎・池袋・横浜・大宮・船橋・立川・名古屋・なんば・広島他(1/29~2/18、媒体によって掲出期間は異なります)