日本コカ・コーラは1999年に誕生した果実飲料ブランド「Qoo(クー)」の25周年を記念して、「親子で踊れる『Qoo』ダンス発表会」を2月6日に実施した。発表会には、モーニング娘。OGの安倍なつみと石川梨華、お笑いタレントの小籔千豊がゲストとして登壇した。
「Qoo」は「おいしい、楽しい、安心」をコンセプトに、誕生以来一貫して果汁にこだわり、親子に寄り添い続けてきたブランド。発表会の最初に登壇した日本コカ・コーラのマーケティング本部 ニュートリションカテゴリー事業本部 シニアブランドマネジャーの山﨑賢氏は「『Qoo』は時代に合わせてその味と表現方法を変化させてきました。CMの表現を見ても、初期は大人を真似たい子どもの視点、直近では子どもの体験を後押ししたい親の視点で描かれています」とブランドの考えを説明。
25周年の企画についても、現代の親子に寄り添うために調査を行ったところ、「子どもと話しをしたり、遊んだりすることに喜びを感じる」という大人が2016年と2020年で比較すると2.5倍に増加。また、2023年の秋に実施した調査では、「コロナで増えた家族時間を維持したい」と回答した親が93%という結果が見られたという。
これらの結果も踏まえ、同社は2024年のキャンペーンのテーマを「Qooがあれば今日も家族がハッピーだ」と設定。①「親子の視点」、②懐かしさと新しさを感じる「平成レトロ」、③家でも外でもデジタルでもリアルでも楽しめる「いつでもどこでも」という3つのキーワードに重点を置き施策を計画。「Qoo 白ぶどう」のペットボトルでの販売、親子の遊びのきっかけとなるコミュニケーションとして「Qooダンス」をリリースすることにしたという。
山﨑氏のプレゼンテーション後は、「Qooダンス」のプロデューサーであるつんく♂からのビデオメッセージを紹介。2001年に発売したモーニング娘。の楽曲「ザ☆ピ~ス!」を「Qoo」バージョンにアレンジした「Qooダンス」。つんく♂は、「Qooダンス」の歌詞やダンスの振り付けに込めた思いについてコメントを寄せた。「Qooダンス」はCMとして放映されるほか、キャンペーンサイト・SNS・店頭など様々なタッチポイントで展開される。
イベント後半にはゲストである安倍、石川、小籔がブランドキャラクターである「クー」と共に登壇し、25周年にちなんでゲストの約25年前の写真を見ながら思い出を振り返る企画や、親子の成長を応援するブランドである「Qoo」にちなんだ「子育てを通じて成長したところ」についてのフリップトークを実施。子育てをする3人ならではの成長エピソードが披露された。
トーク終了後には、安倍、石川、小籔、クーが「Qooダンス」を披露。自身のダンスについて小藪は「モーニング娘。OGとクーという“ほんまモン”に挟まれて踊らせていただきました。70点ぐらいかなと思ったのですが、みんなで踊ると100点ですね」と笑顔でコメントした。