サントリーは2月13日、「友達がやってるカフェ/バー」と共同開発し、「友達がやってるバー<ジントニック>」「友達がやってるバー<サングリア>」を、全国のファミリーマートとドン・キホーテにて先行発売した。
商品のデザインは各2種類。店舗での友達接客を商品を通じても体験できるよう、ジントニックは「あの田中が一杯目に必ず飲むやつ」「飲んだ瞬間思わず『え?うまっ』と言うやつ」の 2種類を、サングリアは「スペイン旅行でめっっっちゃ美味かった酒」「飲むと人のことを褒め始めてしまう酒」の 2種類を展開。
サントリー スピリッツカンパニー RTD・LS事業部 RTD部の中村美保子氏によると、「JANAI COFFEE」など、数々の面白い企画をプロデュースしている明円卓氏が新たに同店をオープンすると聞き、同社のブランド開発チームで店舗へ訪問したのだという。
そこで同店の「お酒」を通じた新たな顧客体験に感動し、声を掛けたことで本商品の開発に至った。サントリーは、売上目標を7万5000ケース(250ml×24本換算)としている。
「友達がやってるカフェ/バー」は2023年4月、“友達”という枠組みを通して、店舗と顧客の目線が同じ高さになる新しい顧客体験を実験するカフェ/バーとして東京・原宿にオープン。来店客は「来てくれたんだ!」「久しぶり!」などと出迎えられ、友達のバイト先に遊びに行っているような感覚を楽しめる。
今回、商品の発売にあわせて同日から、片寄涼太さんが出演するWebCM「お店にいたのは」篇と「友達がやってるバー」の公式サイトを公開した。
同社が商品を販売するにあたり目標にしたのは、「友達がやってるカフェ/バー」の第2章の幕開けとしての話題最大化。数々のトレンドランキングにランクインした同店において、良い意味で生活者の想像を超えるコミュニケーション開発が必要ではと考えたという。
そこで、同店のコンセプトである“友達”との相性を鑑みて、親しみやすい人柄であることや、象徴ターゲットである、20代若年層からの認知、支持が高い人といった理由から、片寄さんを起用したと山本氏は話す。
「今回、あらゆるタッチポイントで、友達がやってるカフェバーの接客を再現することを目指しました。『あの田中が一杯目に必ず飲むやつ』など少しふざけた商品名や、タメ口のWebサイト、『重くてごめん』と書かれた段ボールなど、お客さんが目にするすべてのものに細かい仕掛けがあります」(山本氏)。
スタッフリスト
- 企画制作
- チョコレイト
- CD
- 明円卓
- 企画+AD
- 谷川瑛一
- 企画
- 島村ビギ、市川晴華、小板橋瑛斗
- Pr
- 小形翔
- PM
- 久語龍平
- 演出
- 伊勢田世山
- 撮影
- 金芳明
- 照明
- 龍野浩平
- 編集
- 和田光司(オフライン)、冨田早希子(オンライン)
- 音楽
- まつき あゆむ
- MIX
- 伊東大毅
- SE
- 成田明人
- ST
- 吉田宗平
- HM
- 石上三四郎
- シズル
- 五月女則子
- CAS
- 松本雄太郎
- AE
- 西口滉、平松咲羅
- 出演
- 片寄涼太、伊藤雨音