ネスレ日本の社員がデザイン 日本相撲協会と墨田区へアップサイクルハンカチ寄贈

ネスレ日本は2月22日、「ネスカフェ」の紙製パッケージをアップサイクルし、タオルハンカチを制作。タオルハンカチは日本相撲協会とのパートナーシップ契約のもと、墨田区に寄贈された。

本取り組みは、ネスレ日本と日本相撲協会の間で結ばれたサステナビリティパートナーシップの一環で行われたもの。大相撲の開催中に売店や座席から回収されたネスレ製品の使用済みパッケージなどから、タオルハンカチをつくり上げた。デザインはネスレ日本の社員が担当した。


写真 商品・製品 ハンカチとコーヒー
ハンカチは、ネスカフェのマークを象徴的に使用しつつ、コーヒーを片手にリラックスタイムを過ごす力士が描かれている。

ネスレ日本は、2030年までにプラスチックの使用を大幅に削減する目標を掲げ、取り組みを続けている。今回の施策もそのうちの一つとして行われた。

ネスカフェの紙製詰め替え容器は、発売当初はプラスチックだった製品キャップや、漏斗部分を紙に変更するなど、環境に配慮した製品として段階的に実施。また、2023年秋より、新たなコンセプト「Make your world」を掲げ、ブランドコミュニケーションを刷新していた。

一方で、1500年の歴史と大相撲の力を通じて、持続可能な社会に貢献していく「大相撲サステナビリティ」を推進する相撲協会も、同様の活動を展開していた。今回は両者の協力により、環境保全と文化の継承が融合したプロジェクトの実現に至ったとしている。

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