サイフへの到達率は93% 受取り手である生活者の“暮らし”を尊重するBtoC送金サービス「WalletCho」

※タイトルの“93%”は自社調べ
キャンペーンに欠かせない「インセンティブ」の存在。様々な企業で選べる系のeギフトの活用が盛んな中、「普段使いの“サイフ”で受取れる」を標榜し、「現金に近い品揃え」に特化した尖ったサービスが提供されている。それがスコープの提供するBtoC送金サービス「WalletChoウォレッチョ」だ。
写真 人物 集合 スコープ 第三営業本部 小田孝臣氏、デジタルテクノロジー 事業本部 草刈直弘氏、デジタルテクノロジー 事業本部 市村優典氏
左から)スコープ 第三営業本部 小田孝臣氏、デジタルテクノロジー 事業本部 草刈直弘氏、デジタルテクノロジー 事業本部 市村優典氏

物価上昇の影響を経て、モノの景品の製造・輸送コストが増加。これは企業の販促担当者の悩みの種になっている。そんな中で増加しているのが、デジタルポイントや引き換え電子チケットをインセンティブに採用する企業だ。

また、同時期に大きく普及したのがQRコード決済をはじめとする電子決済。スマホを財布として所有し、決済するという購買行動が一般化したことにより、各事業者が発行するポイントを活用した販促施策も増加。景品がモノからデジタルインセンティブへと置き換わってきた。

さらに、生活様式の変化や多様化、またウェルビーイングを起点とした消費者との関係構築が叫ばれる中、インセンティブ付与においても新しい顧客体験価値の提供が問われそうだ。

ユーザーの生活動線に合わせて自由に選べる6つの受取り方法

「買い物」を起点にコミュニケーションをデザインし、プロモーションや販促施策の支援を行ってきたスコープが提供する「WalletChoウォレッチョ」は、そんなプロモーションの課題を解決するBtoC送金サービス。開発を担当した草刈直弘氏によると、ウォレッチョの最大の特長は、エンドユーザーであるキャンペーン参加者が、現金受取りや口座振込はもちろん、その他4つの電子マネーの中から自身に合った送金の受取り先を自由に選ぶことができることだ、と話す。

「ウォレッチョは、キャンペーンにおけるインセンティブ付与や返金対応など、様々なシーンで利用いただけるのが特長です。QRコード決済をはじめとした電子決済の普及によって多様化したのは、支払いの方法だけではなく、『サイフの持ち方』も同様です。ウォレッチョではATMでの現金受取りや口座振込を含め、6つの選択肢を用意しています。エンドユーザーの生活様式や生活動線に合わせて『普段使いのサイフ』で受取ることが可能です。そんな顧客体験志向のウォレッチョは、送金の“ラストワンマイル”を実現する送金サービスとしても、企業・ブランドさまから評価をいただいています」(草刈氏)。

ウォレッチョと相性が良いのは男性向け製品や耐久消費財?

また草刈氏によると、キャンペーンのインセンティブの選択肢が様々ある中で、ウォレッチョが取り扱う現金や電子マネーは男性や20代に響きやすい傾向もあると話す。一方、ポイント・クーポンなどはより主婦向けになる傾向にあるという。

「そういう意味では、送金サービスのウォレッチョを利用したキャンペーンと相性が良いターゲットは、❶男性向け製品、❷男性が購入意思決定プロセスに影響する耐久消費財、❸新社会人向けの製品・サービスカテゴリーですね。また、利用シーンとしては初回トライアル獲得での活用が効果的であるという傾向も出ています。その理由として、男性はポイ活慣れしておらず、女性よりも現金ニーズが高い傾向にあることも自社調査でわかってきました。

さらに年齢別に見てみると、20代は他の年代に比べて家計管理意識が乏しい状態のため、わかりやすい『現金』での付与ニーズが高いようです。そのようなターゲットに対してキャンペーンを行う時に、ウォレッチョを利用いただけると成果も出やすいと考えています」(草刈氏)。

しかし、キャンペーンの担当者にとっては実際の使い勝手も気になるところ。人手不足が著しい今、運用の工数削減は肝心になっている。

「ウォレッチョを利用したインセンティブ付与で、キャンペーン担当者に求められるアクションは、エンドユーザーにURLを配布することだけです。とはいえ担当者にとっては、配布されたURLからユーザーが誤って受取り情報を入力してしまったことによってエラーが出た場合の対応や、その後の追加対応(=コスト増)を懸念する場合も多いのではないでしょうか。ウォレッチョはこの課題にも対応可能。エンドユーザーの入力ミスによる送金エラーにも即時にエラー応答することができます。再入力や受取りのやり直しがユーザー側で完結するため、主催側の“手離れ”が良いのも特長です。エンドユーザー側の良質な顧客体験と、主催側の工数削減(=コスト削減)を両立できるのもウォレッチョならではの強みだと思っています」(市村氏)。

図 ウォレッチョ実際の操作画面
図 WalletChoウォレッチョ実際の操作画面

安価な手数料でコスト削減 初心者には法律面のサポートも

また費用対効果も、昨今の販促施策の実施において重視されるようになってきた。限られた予算の中で成果を出すことが求められることが多くなっている今、キャンペーン実施にはコストパフォーマンスも鑑みなければならなくなっている。

「キャッシュバック型のキャンペーンとなると、送金にはどうしても手数料がかかってしまいます。それを考慮しても、可能な限りコストを削減したい担当者も多いはずです。ウォレッチョでかかる手数料は、他の送金サービスと比較し、10%ほど安価であることが自社調査でわかってきました。実際に、コストダウンを検討している企業さまからのご相談も多数いただいている状況です」(小田氏)。

また草刈氏によると、ウォレッチョを利用している企業にはリピーターが多いという。利用した企業、そして実際に受取りを経験したエンドユーザーともに、“迷わず操作できた”とのポジティブな感想をもらうことがほとんどなのだという。

6つの送金先をはじめとした機能面のメリットや使い勝手の良さに、価格以上の価値を見出してもらえているからこそ、継続利用する企業が多いと言えそうだ。

「初めての『現金・電子マネー』の販促活用に不安があるという企業さまには、法律や経理の側面でもサポートすることが可能です。また、当社は販促支援を生業とする代理店が本業なので、プランニング段階から支援できる体制も整っています。あからさまに“値引き”と捉えられかねないキャッシュバックは避けたいという企業さまには、例えばリサイクル・アップサイクルと関連付けての旧品下取り+キャッシュバックの提案をしています。当社は事業としてアップサイクルブランドの運営をしているので、協力事業者選びから力になれると思います」(草刈氏)。

さらに草刈氏は、生活様式に沿った受取りの選択肢が用意されているウォレッチョには、生活者の暮らしへの「尊重」が根底にあると続ける。

企業姿勢がより問われる時代で、どのような顧客体験を積み上げていくか。トライアル獲得というその第一歩目でウォレッチョを選んでいただけたら嬉しい、と話す。

「ウォレッチョは、未来志向・消費者志向のクライアント企業さまとの取り組みの延長線上で、事業構想時からヒアリングへのご協力があって事業化できたサービスです。こんなことができたらもっと良くなる!と色々とご意見・ご要望をいただける企業さまは貴重でありがたい存在です。これからも厳しいご意見を頂戴しながらサービスの改善に努めていきたいと思います」(草刈氏)。

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お問い合わせ
株式会社スコープ ウォレッチョ運営事務局
EMAIL:walletcho@scope-inc.co.jp


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