今や、キャンペーンの景品として見ない日はない楽天ポイント。目的や業界問わず、幅広い用途で利用できるという特徴もあり、「楽天ポイントギフトカード For Business」(以下「楽天ポイントギフト」)の導入企業は2023年9月で1,200社を超えた。
値引きに頼ることなくお得感を醸成できる施策
楽天ポイントと聞くと、キャンペーン参加のインセンティブや購買・集客促進を目的に利用されている場面を想起することも多いのではないだろうか。しかし、各社で商品の価格変更をせざるを得ない昨今の状況を受け、新たにブランディング目的での利用が生まれている。
「物価の高騰が止まらない今、自社製品が選ばれるために、値引きせざるを得ないブランドも増えています。しかし、ブランド力を売りにしていて、相対的に競合よりも価格が高めのサービス・商品を提供する企業の場合、値引きには極力頼りたくないという声も多いです。そのような状況で、特典として楽天ポイントを活用し、サービス・商品の価値や、ブランドイメージを下げずにお得感を醸成することを目的に、使われることが増えています」(吉松氏)。
また、同社の石塚氏によると、実際に、株式会社ピエトロが3月から新発売する「ピエトロ あえるだけパスタソース」シリーズは、同様のニーズから「楽天ポイントギフト」を利用したキャンペーンを実施予定。値引きだけでは戦うことが難しくなった今の時代に、商品の魅力にさらに楽天ポイントという付加価値を付けて販売促進の後押しを行う。
「ピエトロさまが行うのは、新発売の『ピエトロ あえるだけパスタソース』シリーズを購入し、抽選に参加した方のうち合計30,000名様に楽天ポイントが当たるという施策です。これは、『楽天ポイントギフト』の“インスタントウィン機能”で実施されます。企業側の抽選・ポイント進呈オペレーションは不要、かつ商品を購入したお客さまにとっては即時抽選ですぐに当落がわかるため、キャンペーン運用工数を少なくした状態で、良質な顧客体験を提供できるのがメリットです」(石塚氏)。
楽天グループにはこれまで培ってきた“楽天ポイントを活用して成果をあげるノウハウ”が蓄積しているのが強み。ピエトロとの施策でも、効果が出る方法を一緒に向き合いながら模索している。
「今回のピエトロさまのように、価格競争に巻き込まれるのではなく、価格以外の魅力や独自性を伝えたい、という新たなニーズでの利用に対しても最大限の効果が出るような方法を一緒に検討し、提案します。使い方は多様だからこそ、ニーズに合わせて、購買・集客の“あと一歩”を実現していきたいです」(伊藤氏)。
楽天グループ
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