廃棄食品の“悲しみ”が生んだ巨大怪獣が街を襲う 味の素Web動画

味の素は3月14日、山崎貴氏が監督を務めるWeb動画「フードロスラ どうする!?人類篇」を公開した。環境省が公表した「我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和3年度)」によると、国内の家庭におけるフードロスは年間約244万トン。動画ではこの現状を伝え、その解消に向けた各家庭でのアクションを促すために、家庭での廃棄食品の“悲しみ”が生んだ巨大怪獣「フードロスラ」が登場する。


写真 CMカット Web動画「フードロスラ どうする!?人類篇」
フードロスラ どうする!?人類篇 80秒

「フードロスラ どうする!?人類篇」では、巨大怪獣「フードロスラ」が街や人々に襲い掛かる。冒頭、逃げ惑う人々がテレビに映り、現場にいるアナウンサーが、「フードロスラ」という怪獣が東京タワー付近に現れたことを伝える。その後、「フードロスラ」は東京タワーを鷲掴みにしながら、廃棄食品をまき散らす。レスキュー隊が駆け付けビームで攻撃するも効果はない。そこに、味の素の調味料と調理器具を持ったエプロン姿の“レスキューフードロス特捜隊”が「大事なのは、小さな調味料と、小さな工夫。」というキメ台詞とともに登場し、「フードロスラ」に立ち向かう。

味の素のマネージャー 篠田大輔氏は本企画について、「日本におけるフードロスのうち、約半分にあたる年間約244万トンは家庭から出たものです。本施策は、その現状を広く伝え、多くの人に家庭でぜひアクションを起こしていただきたいということを目的に企画しました」とコメント。

クリエイティブディレクター・アートディレクターを務めた博報堂の永井大介氏は、「約244万トンというボリューム感をリアルに再現した怪獣を出現させることで、エンタメとして楽しみながらも、一人ひとりがフードロス問題を自分ごとにすることができるのではないかと考えました」と話す。

また、怪獣のCG制作について永井氏は、「当時、映画『ゴジラ−1.0』が公開前で話題となっていたこともあり、映画の視覚効果を手掛けられた『白組』に依頼することにしました。ぜひ山崎貴監督に演出をお願いできないかと相談したところ、快く引き受けていただき、この動画が実現しました」と語った。


写真 実データ 新聞広告のビジュアル
新聞広告のビジュアル。

Web動画に加えて同社は、3月14日に「フードロスラ」の新聞広告も掲出したほか、渋谷の屋外ビジョンにてOOHも展開。さらに特設サイトも制作し、ここでは「フードロスラ」を攻略するためのレシピや山崎貴監督のインタビュー、動画のメイキングなどを見ることができる。

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スタッフリスト

企画制作
博報堂+白組+STORIES+博報堂プロダクツ+東京アドデザイナース+デジモ
ECD
福島和人
CD+企画+AD
永井大介
企画+C
松村紘世
企画+D
竹内彰太郎
企画
小林優介
D
福見光洋
Pr
高野旬二、渡邉聡、田代智裕
PM
佐藤巧望、佐藤洸希
撮影
柴崎幸三、岡祐介
照明
上田なりゆき
編集
宮島竜治(オフライン)、梶哲也(オンライン)
カラリスト
石山将大
音楽
鶴丸正太郎
SE
井上奈津子
MA
堀口彩花
MIX
竹内久史
ST
百瀬豪
HM
植木歩
PRプランナー
根本崚佑、高橋直喜
CAS
鷲野令奈
AE
戸塚順之、新保銀二、玉井和幸、細川雄悟、伊藤晋太郎、佐藤恒子、明石舞夏
NA+出演
真織
出演
中村織央、板倉武志、宇野愛海、越村友一
監督+VFX
山崎貴
助監督
工藤将亮
VFXプロデューサー
羽原直栄
VFX
山口拓洋、山口拓史、大久保榮真、野島達司、中島寛隆、長谷川界斗、佐藤昭一郎、髙橋正紀、植木孝行
レタッチャー
宮本准
特殊造形
元内義則
選曲
藤村義孝

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター




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