「宣伝会議賞」中高生部門の設立から8年経ち、いま、受賞者が広告界で働き始めているという嬉しい知らせが事務局に届くようになりました。今回取材したのは、第2回中高生部門で 3つの作品がブロンズ・協賛企業賞を受賞した本田真梨恵さん 。当時の想いと現在について聞きました。
※本記事は、月刊『宣伝会議』12月号に掲載されています。
KOO-KI
プロダクションマネージャー
本田真梨恵氏
受賞がきっかけで、広告の道に進もうと思いました。
元々、本が好きだったので、小説の公募に挑戦しようと考えていました。でも作品をひとつ書き上げることの大変さを知って…そこで「宣伝会議賞」を知り、キャッチコピーの短さなら書けるかも、と思ったのがきっかけでした。
受賞の知らせを受けたのはセンター試験の結果が出た頃で、落ち込んでいたタイミング。進路や将来に悩む中、受賞を機に、広告業界に進む道があるのかもしれない、と思いました。
大学の専攻は心理学。宣伝会議の「コピーライター養成講座」に通いながら広告との接点も持ちつつ、ラジオ局や音楽メディアのインターンに参加するなど、表現や発信に関わってきました。今は福岡の制作会社で、CMをはじめとした映像づくりをしています。
私自身は中高生の頃は勉強も運動も得意ではなかったけれど、学校で表彰される同級生を、うらやましく思う気持ちがありました。公募に応募したのは、ほめられたい、って思ったからというのもあります。
若いうちだからこそ、飛び込める場所や時間、エネルギーもある。中高生の皆さんは、少しでもやってみたいと思ったら、何でも挑戦してほしいなと思っています。
…全文は、月刊『宣伝会議』12月号でお読みいただけます。