無人営業中の売上は全体の10%
出版業界が厳しい状況に立たされる中、街の本屋は無人化による24時間営業に活路を見出している。書店事業や出版流通を手掛けるトーハンは、Nebraskaが開発した無人営業ソリューション「MUJIN書店」の導入店舗を拡大。夜間と早朝の店舗を無人で運営することで24時間営業を実現した。帰宅途中のビジネスパーソンなど新規客の獲得で売り上げが伸び、無人営業中の売上高は全体の10%を占める。無人化によって万引きなどの増加も懸念していたが、現状では被害は確認されていない。3号店として「メディアライン大山店」(東京・板橋)をリニューアルし、3月15日から24時間営業を開始した。
通常の営業時間は従来通り有人で運営。無人営業中のドアは施錠されており、ドアの横に設置された二次元コードをスマホで読み込むことで解錠できる。退店後は自動で施錠される。利用するには書店のLINE公式アカウントを友だち追加する必要がある。
会計はキャッシュレスセルフレジで実施。LINEで購買履歴を確認できるほか、商品情報などの有益な情報発信も行っており、将来的には顧客ごとの属性に応じたダイレクトマーケティングも検討している。
この記事を読んだ方におススメの記事
タイアップ
-
ぐるなび、エプソン販売
ぐるなびとエプソンが飲食店で展開する「ミセメディア」 石川県と初の展開、1月15日から
-
ヒビノ、CHホールディングス
ヒビノとCHホールディングスが業務提携で融合 広告映像分野のトップを目指す
-
読売広告社 Pers
読売広告社、新ブティック「Pers」を結成 経営課題に多角的な「視点」で応える
-
RIGHTUP inc.
アスリート出身のクリエイターが活躍するRIGHTUP スポーツ関連に強み
-
フロンティアインターナショナル
フロンティアインターナショナル、企業理念を刷新 生活者の「未体験」を創造する企業へ
-
株式会社タノシナル
社員が没入! 心を揺さぶる「表彰式」成功のヒミツ
-
ユース・プラニング センター
今までのプレスリリース配信サービスと一線を画す Press Campが実現する“コスパ”の高いPR活動
-
ヒビノ/CHホールディングス
「バーチャルプロダクション」で映像制作にメリット ヒビノとCHの連携加速
-
Hakuhodo DY ONE
「サステナブルなマーケティング」がもたらす持続的な成長のあり方 Hakuhodo DY ONEが研究発表
-
Uber Japan
Uber Eatsユーザーへのサブウェイ限定商品の認知を引き上げたUber広告の実力
-
オン・ザ・デスク・インターナショナル
「広報クリエイティブ」の専門家集団がつくる 高クオリティ広報誌の訴求力
-
TikTok for Business Japan
花王のヘアケア事業が躍進 変革における市場戦略とTikTok重視の背景