デジタルデトックスの時間をつくる
行動の総量が差別化になる一方で、いかに身体と心と脳を休ませられるかが、行動の効率性の決め手になります。現代ほどデジタル機器に囲まれる時代はありません。だからこそアナログな世界に身を置いて内面を整える気配りが欠かせないのです。
デジタルデバイスに触れている間の脳は、交感神経が優位な、いわゆるONの状態でこれは戦闘態勢のようなものです。もちろん仕事や勉強に必要ですが、この状態はストレスも感じやすい。長期的に身体と心と脳のパフォーマンスを維持するために副交感神経を優位にする時間も確保しながら、バランス良く過ごすことが現代人の課題でもあります。
リラックス状態はアイディアの宝庫です。私はベタですが、スーパー銭湯でサウナ、水風呂、炭酸泉に浸かることを絶対に守るルーティンとしています(これを邪魔されたら、たぶんかなり機嫌が悪くなります…笑)。風呂に浸かっている間は暇なので仕事や悩みについて考えるのですが、そこで思いついた考えは、ほとんどがうまくいきます。不思議。
リラックス状態はアイディア以外にも、自分が追い詰められたときに余白を作り出す手助けにもなるので、ぜひ確保するようにしましょう。あと、寝る前のスマホは止めましょう。睡眠の質が下がります。