新木優子がファッショナブルな間食を提案、湖池屋「ランチパイ」CMの裏側

3月26日、湖池屋の新商品「ランチパイ」のテレビCM「昼コレ」篇が公開された。CMには新木優子が出演。アップテンポな音楽が流れる中、モード系の鮮やかな色合いの衣装をまとい、ランチパイを手にポージングするなどファッション写真のようなカットが連なっていく。

写真 CM カット 「ランチパイ」のテレビCM「昼コレ」篇
写真 CM カット 「ランチパイ」のテレビCM「昼コレ」篇
写真 CM カット 「ランチパイ」のテレビCM「昼コレ」篇
写真 CM カット 「ランチパイ」のテレビCM「昼コレ」篇
「昼コレ」篇(15秒)。

湖池屋は「スナック感覚で手軽に食べられる新しい食の選択肢」として、“まるで料理のような味わい”の「ランチパイ」ブランドを開発。3月25日から「クラムチャウダー」「デリシャスピザ」の2種の発売を開始した。

演出を務めた田島一成さんは「若い女性に向けた商品で、コスメブランドのようなファッショナブルな世界観を目指しました。撮影時には『目だけ笑っているように』『もう少し強い目で』と伝えるなど、モデルを撮影する時と同じような演出をしています」と説明する。


実データ 「ランチパイ」のテレビCM「昼コレ」篇の演出コンテ
演出コンテ。

衣装はモード系のハイファッション。商品パッケージの青、オレンジ、緑色に合わせて3パターンのコーディネートを展開した。ネイルは、ピザを取る手はグリーンに、クラムチャウダーはベージュに、商品を口に入れる手は艶のあるレッドに。

「パッケージの色よりも、ややくすませて色合いを調整するなど、よりモード感を出しています」。こだわったのはパイを口に運ぶリップシーン。「ネイルの赤色と同色のリップを選び、くっきりとしたアウトラインを描いています。真っ赤で艶のあるかっこいい唇とネイルにしたく、何度も色合いを確かめました」。

CMでは、「それは、ランチの最小単位。」というコピーとともに、料理を持つ手をくるりと返すと、パイに変わるアクションが流れる。「企画段階では手のギミックは決まっていませんでしたが、手軽に食べられる商品の良さを伝えるため、パッケージに合わせて手の形を印象的に残したいと考えました。いろいろな動きをテストした結果、2カットでできるフリップアクションに決まりました」。

音楽は立花ハジメさんがギターを、ナレーションは高木完さんが担当した。「昼!コレ!とあえてベタな印象のナレーションにしました。ファッショナブルな印象から、メジャーな商品訴求の雰囲気を出すことで商品に意識が戻るようにしています」。

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スタッフリスト

企画制作
ライトパブリシティ
ECD
杉山恒太郞
CD
佐倉康彦
C
井上萌香
AD
鈴木奈々瀬
Pr
早川康治、永野由樹(GR)
PM
小林駿介
演出+撮影
田島一成
撮影(1st)
伊丸岡創
照明
野口昌己
美術
三藤秀仁
編集
小林真理(オフライン)、入野俊郎(オンライン)
カラリスト
伊藤創太
音楽
福島節
演奏(ギター)
立花ハジメ
MIX
太斉唯夫
ST
タケダトシオ
ヘア
ABE
メイク
Ken Nakano
フードST
山根万由子
NA
高木完
出演
新木優子

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター



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