「攻め」とは無縁だった―西武ライオンズ広報の意識変革へ取り組んだこと

2024年の広報部は、仕事を「志事」と捉える

私の仕事の捉え方は「自分の仕事を仲間がやってくれている」です。それがルーティンワークであっても常に感謝し「ありがとう」と伝えています。

ルーティンワークは必要な業務であり、部の業務の基盤です。まさに一隅を照らす仕事です。また部員が案件を報告する時にデスクに来た時は、目線を同じにするため立って話を聞くようにしています。長くなりそうなら、デスクの横の袖机に促し、じっくり聞いています。自分のことは後回しでいいのです。

ですから仲間たちには感謝しかありません。ライオンズでの広報業務を通じて、スキルやノウハウを得てほしい。今の時代、一つの会社に長く勤める人ばかりではありませんが、どの会社に行っても活躍できる広報マンになってもらいたい。そんな思いで仲間と接しています。仲間たちには楽しく仕事をしてハッピーになってもらいたいです。

2024年の広報部は「仕事」を「志事」として捉えることを約束事としています。

やりがいを持ち、ライオンズを愛するファンのために業務に挑む。まだまだ自分も含めてほど遠いですが、この仲間たちと一緒だったら叶えられると信じています。

次回は、経営企画や事業マネジメントの視点を「広報」に活かした「シン・広報戦略」についてお話しします。

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赤坂修平(西武ライオンズ 広報部長)
赤坂修平(西武ライオンズ 広報部長)

2000年コクド入社、2004年広報室へ配属、以降は西武グループ各社で広報と企画を相互に歩む。2006年プリンスホテル事業企画部広報担当、2009年に同部ゴルフ・スキー担当も兼務。2011年西武ホールディングス広報部、2018年に経営企画本部 経営戦略部。2019年に同本部 西武ラボ(新規事業創造)課長となり、2023年から西武ライオンズ 広報部長。

赤坂修平(西武ライオンズ 広報部長)

2000年コクド入社、2004年広報室へ配属、以降は西武グループ各社で広報と企画を相互に歩む。2006年プリンスホテル事業企画部広報担当、2009年に同部ゴルフ・スキー担当も兼務。2011年西武ホールディングス広報部、2018年に経営企画本部 経営戦略部。2019年に同本部 西武ラボ(新規事業創造)課長となり、2023年から西武ライオンズ 広報部長。

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