「高血圧治療補助アプリ」などを展開するCureAppは5月9日から3日間、高血圧症状の啓発イベント「塩対応食堂」を有楽町駅前広場で開催する。
「高血圧治療補助アプリ」や1食あたり2g未満に対応した減塩料理の体験コンテンツを揃え、5月17日の世界高血圧デーを前に、高血圧治療における「生活習慣改善の重要性と正しい知識」への認知・理解の浸透を図っていく。
「塩対応食堂」のメインコンテンツは、「高血圧治療補助アプリ」のデモ体験だ。同アプリは医師の処方により高血圧治療に用いられるもので、普段の食生活に関する簡単な質問に答えると、アプリからフィードバックが得られるという。
アプリの体験の後には、医師が開発・監修した「塩対応料理」が無償で提供される。高血圧症患者に推奨される「1食分の塩分摂取量である2g未満」に抑えた減塩料理を体感できる内容となっている。
国内の高血圧症の患者数は現在、潜在層も含めると4300万人と推定される。その内、治療中の人は30%に満たないとされ、自身が高血圧だという自覚症状がない人も多い。だが高血圧症は脳卒中や心臓病など生命に関わる病気を引き起こす要因となり、放置すると重大なリスクになる可能性も高い。
そこで同社は「塩対応食堂」を通じ、高血圧症やその家族・関係者、そして健康に関心のある多くの生活者に向け、高血圧治療における「生活習慣改善の重要性と正しい知識」を伝えていく。