20世紀における広報PRの理論形成に貢献
アイビー・リーやエドワード・バーネイズは、広報PRの実務家として、現代でも一般的に用いられている数多くの広報手法を企画実践し、広報PRという職種や業界の発展育成に大きな影響をもたらしました。今回ご紹介するレックス・ハーロウは、20世紀における広報PRの理論形成に多大な貢献をした研究者です。
ハーロウは、1912年に家族経営の週刊誌『ハーロウズ・ウィークリー』の販売担当になり、メディア企業の販売や経営に携わりました。第一次世界大戦中、彼は米陸軍の一兵卒として従軍したという経験もあり、退役後は実務家として1936年まで同族会社の副社長および『ハーロウズ・ウィークリー』の編集者を務めました。その間、セントラル・ステート・ティーチャーズ・カレッジ(現セントラル・オクラホマ大学)を卒業し、学士号を取得しました。
実務を通してパブリック・リレーションズに対する興味が一段と強くなったハーロウは、1935年にテキサス大学で修士号、スタンフォード大学で博士号を取得後、教育者に転身します。1938年にスタンフォード大学で教職を得て、同大学にパブリック・リレーションズの専門学科を設立しました。
「新版・伝説のPRパーソン~広報の歴史的発展に貢献した人々~」バックナンバー
このコラムを読んだ方におススメのコラム
タイアップ
-
ぐるなび、エプソン販売
ぐるなびとエプソンが飲食店で展開する「ミセメディア」 石川県と初の展開、1月15日から
-
ヒビノ、CHホールディングス
ヒビノとCHホールディングスが業務提携で融合 広告映像分野のトップを目指す
-
読売広告社 Pers
読売広告社、新ブティック「Pers」を結成 経営課題に多角的な「視点」で応える
-
RIGHTUP inc.
アスリート出身のクリエイターが活躍するRIGHTUP スポーツ関連に強み
-
フロンティアインターナショナル
フロンティアインターナショナル、企業理念を刷新 生活者の「未体験」を創造する企業へ
-
株式会社タノシナル
社員が没入! 心を揺さぶる「表彰式」成功のヒミツ
-
ユース・プラニング センター
今までのプレスリリース配信サービスと一線を画す Press Campが実現する“コスパ”の高いPR活動
-
ヒビノ/CHホールディングス
「バーチャルプロダクション」で映像制作にメリット ヒビノとCHの連携加速
-
Hakuhodo DY ONE
「サステナブルなマーケティング」がもたらす持続的な成長のあり方 Hakuhodo DY ONEが研究発表
-
Uber Japan
Uber Eatsユーザーへのサブウェイ限定商品の認知を引き上げたUber広告の実力
-
オン・ザ・デスク・インターナショナル
「広報クリエイティブ」の専門家集団がつくる 高クオリティ広報誌の訴求力
-
TikTok for Business Japan
花王のヘアケア事業が躍進 変革における市場戦略とTikTok重視の背景