ワークマン、若手や女性も意識した作業着 「丈夫さ」を強みとした新ラインナップ

より過酷な作業現場を想定した「DURABLE」は2024年2月に発売。衣料品の製造販売を手掛ける三菱商事ファッションと共同開発した新素材「ONI-TEX」を使用。高強度耐摩耗ストレッチナイロンの利用で、同社の従来品と比較して約4倍の強度を誇り、耐摩耗試験では20万回の摩擦に耐えた。引き裂きにも強く、500ミリリットルのペットボトル5本(約2.5キログラム)の負担をかけても破れにくい。現在は「デュラブルジャケット」「デュラブルテーパードパンツ」などを展開している。

「PROCORE」シリーズとして展開している「ARX」は、高い遮熱性が最大の特長で、暑い中での作業に適している。「遮熱-7℃ STRETCH半袖ワークシャツ」「遮熱-7℃ STRETCHショートパンツ」を発売中。新たにレギンスなどの小物商品を追加し、5月上旬には「ICE SHOTレギンス」、下旬には「ICE SHOT 長袖コンプレッション」「ICE SHOT バラクラバ」「ICE SHOT アームスリーブ」を発売予定だ。

作業着市場について、広報部の松重尚志氏は「人口減少によって作業着全体の市場は縮小しているが、若い世代の職人が増えたことでデザイン性が求められている」と話す。同社はカジュアルウェアのノウハウを作業服にも転用。女性の作業者も増えており、男女共に普段着としても利用できるデザインを意識。職人以外の一般客の購入も増えているという。松重氏は「若い職人や女性の職人などたくさんの人に手に取ってもらい、品質を実感してもらえれば」と意気込みを語った。

ラインナップが増えた「PROCORE」シリーズをアピールするため、店頭では専用コーナーを設けているほか、オンラインストアでも店頭への送客を促す。送料無料の店頭受け取りが人気で、オンラインストアの利用者の約8割が店頭で商品を引き取っているという。

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