横浜市と横浜市生活総合センターは5月8日、市民の契約トラブルを防ぐ「ヨコハマ消費生活4コマ漫画」を公開した。小学館『ビッグコミックスピリッツ』などで連載していた漫画家 ほりのぶゆきが描くシュールな漫画を活用し、市民へ向け注意を喚起していく。
漫画のテーマは、「トラブるまえに気づけ!」。「点検商法」や「定期購入」「霊感商法」など、「よくある契約トラブル」のうち8つを題材にとした。漫画による分かりやすさに加え、頻繁に悪用される手口をほりのシュールな作風で描くことで、読み手の印象に残りやすい形で紹介している。
一例として、「点検商法トラブル」編では、「近所で屋根工事をしている」「無料で点検してあげる」と突然来訪し、不安をあおって高額な工事契約をさせる手口を解説。その対応策や相談窓口もまとめて掲載している。
漫画は、横浜市消費生活総合センターホームページとXの公式アカウントに公開されている。また今後順次、漫画を掲載したパンフレットやポスターを横浜市内の区役所や図書館などの公共施設、大学などにも送付していく予定だ。