4月20日に、「第36回HCC賞審査会」が石川県・金沢市民芸術村パフォーミングスクエアにて開催され、グランプリをはじめとする各賞が発表となった。
北陸コピーライターズクラブによるHCC賞は、北陸の最も優れた広告コピーに贈るアワード。富山・石川・福井在住のクリエイターが制作した広告、または北陸に本社を置く企業の広告を対象とする。また本年度より、プロモーション、WEBサイト、イベント、ブランディング、商品・アプリ開発、事業創出など多様なクリエイティブを対象とした「自由部門」が新設された。なお審査会場は、富山・石川・福井の三県をリレー方式で回って実施している。
本年度は特別審査員として三島邦彦氏(電通)が参加し、HCC会員17名と審査にあたった。応募件数96件・応募総点数530点の中から、HCC賞グランプリ1点、HCC賞9点、三島氏が選ぶ特別賞2点が選出された。
グランプリに選ばれたのは、和田興産の企業広告「心地よい場所ってなんだろう。」ポスター・新聞広告・駅のワイドビジョンの10点。受賞者は、電通西日本の木下芳夫氏と手代木聡氏だ。「心地よい場所ってなんだろう。」というコピーではじまる75段の新聞広告では、さまざまな生き物たちが工夫してつくりあげた快適なすまいをイラストで紹介する。
受賞作品およびノミネート作品を収録した『2024HCCコピー年鑑』は、2024年秋の刊行を予定している。
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