「BOOKOFF」は1990年にスタート。約70社のフランチャイズ加盟企業とともに成長を続け、現在はグループ全体で国内外約800店舗を運営し、年間利用者は約9000万人、年間売買点数は6億点を超えている。
親会社のブックオフグループホールディングスの2024年5月期第3四半期の売上高は前年同期比9.3%増の約823億円、営業利益は同14.3%増の約27億円となった。国内ブックオフ事業、プレミアムサービス事業、海外事業共に増収となった。各事業で想定以上の売上高で推移しており、特に国内ブックオフ事業は、第3四半期の既存店売上高が想定を大きく上回り、売上高は約731億円(同8.1%増)となった。
「公式スマホアプリを起点に、ECチャネルと全国の店舗網を活用し、リユース商品との『一期一会』を全てのお客様に最適な方法でお届けする」ことをコンセプトとする「ひとつのBOOKOFF」構想を進めており、アプリ会員の拡大、電子買取システムの運用(利用者の受付時間短縮と店舗運営効率向上)、店頭在庫のEC連携、EC商品の店舗受取サービス、キャッシュレス買取といった施策に取り組んでいる。2023年11月末のアプリ会員数は約693万人。